【第19巻】道蓮推しが読む恐山ル・ヴォワール編!シャーマンキング無印原作感想【第162廻~第170廻】

シャーマンキング無印感想、第19巻です!

今回は第162廻~第170廻の感想を書いていきます。

作中のターニングポイントでもあり感動作でもある恐山ル・ヴォワール編にいよいよ突入です。

ジャンプ連載中にリアルタイムで読んだ方は、ぜひ20年後の今、もう一度読み返して頂きたく思います。

抱く感想がまるっきり変わるかも……しれません!

初見の方ももちろん、ぜひ冬の青森の雰囲気も合わせて味わって頂きたく思います。

何目線?ただのファンです。

いざ、1995年、12月。儚くも温まる夜行列車の旅へ___

初回

前回

この感想記事は「改めて書く」が主旨となります。続編も含むシャーマンキングシリーズ全てのネタバレを含みます。

ネタバレ全開ですのでご注意下さい。全てただの主婦である個人の主観による感想考察です。もちろんただの一般のファンなので関係者とは一切関係ありません。

今回の画像はシャーマンキング展、シャーマンキング複製原画展の撮影許可エリアで撮影したものを使用しております。

私は紙版はネットで予約し、電子書籍版はブックライブで購入しています。




目次

第162廻「プロローグ」道蓮推しが読む恐山ル・ヴォワール編

何かを得るには何かを捨てなければならない

等価交換の法則

よりもこちらの方が先ですからね!とイキるオタクはみっともないのでやめましょう(多分他作品でもっと前からあると思うし…)

さていよいよ始まりました恐山ル・ヴォワール編です。

シャーマンキングのターニングポイント、そしてシャーマンキングといえばコレ!一番の(人気の)山場!とも言われる代表作。

ここなくしてシャーマンキングを語る資格なし!とまでは私は言いたくないのですが(人がどこのエピソードが好きかは人それぞれなので)(むしろ連載当時は推しがそれどころではないのでルヴォ編に憎しみすらあった)

当時10代の学生だった自分には全く理解できなかったこのエピソードを、今改めて書くという主旨で感想を書けるのは非常に面白いのかなと思っています。

これはうっすらとした記憶なのでちょっと自信がないのですが、ちょうど平成のマンキンアニメが道家編を放映してた頃、ジャンプ本誌ではこの恐山ル・ヴォワールを連載してるあたりだったと思うんです。

多分2001年の年末年始のあたりだと思います。

アニメの予選最終編〜道家編のあたりで道蓮に魅了され、そのままシャーマンキングに沼入りしていった頃(この頃はまさか25年近くファンやる事になるとは思わなかった)

少ないお小遣いを握りしめ単行本を集めて18巻まで読んで、推しがグランデファンタスマされとんでもないことになって気になりすぎてジャンプ本誌買って開いたその瞬間にこのルヴォ編ですよ。

推しは!どうなった!と荒れ狂う中学生………これが実情です。

冷静になれるわけがありませんでした。

とはいえルヴォ編は紛れもなく良い作品だと今の私は思います。

推しへの気持ちも先の展開を知っていることで冷静になり、年齢を重ねた今、一話一話じっくり感想を書いたことがないのでドキドキしますが、いつも通りの気軽さで書いていければ良いなとも思います。

それにしてもマルコが言葉でフルボッコされててちょっとかわいそうだと思うよ…もちろん葉くんは蓮を助けたいのは本心だろうし、ここまで頑張ってきたのに自分がキングになる夢を諦めたのも心が苦しいと思うよ。

でももう葉くんはキングになれなくても他にやる事あるし、なんならマルコが言う通り葉くんが企んでる事があるといえばプラント戦を見据えているからハオがキングになった後に戦いがあることも知ってるし、

そういう意味では企んでるといえば確かにそうかもしれないし…ねえ…

旅、全然終わってないからね…

まん太のモノローグがこの世の真理みたいになっていて「大切なものは心」「答えは自分が決める事」という正解のないものをこの作品は真っ向からぶつけていく。

これを読んだ10代の少年少女読者は将来就活や受験や仕事で苦しんでもこの言葉を思い出して前に進んで頑張っていくのです……実際に私がそうでした。

だからシャーマンキングが今でも好きなんだなぁ

「答えは自分で決める」って難しいよね

だって人間、責任を押し付けて人のせいにしたいんだもん

人に委ねた方が楽なんだもん

でもそれじゃ本当の意味では楽しくないんだよね

第163廻「恐山ル・ヴォワール un1」せつないたまおちゃん

冬休みなんよ〜から唐突に10歳の孫に対して「嫁に会いに行け」ってなるプロローグ

そりゃ式神も煎餅を落としますわね

絶対に言うことを聞かないポンコンビにドカドカにされてる(具現化してるん?)葉くんにたまおちゃんが「せつないです」というの、ダブルの意味を含めてて本当に切ないね

たまおちゃんにとっては葉くんに嫁なんか決めてほしくなかっただろうに、更にこの子も嫁候補の1人だったという事実も後に発覚するしなんだかね、なんだかね、たまおちゃんは必ず幸せになって欲しいですね。

マタムネが突然登場してポンコンに煽りかけてくるのなかなかそういうキャラかー!って思ったりしますね…ポンコンからけしかけた訳ではなく完全に喧嘩ふっかけてるのがマタムネの方っていう。

許せないものは許せない、心が広すぎる訳ではない感じ。猫にも短所はある。

阿弥陀丸より前にマタムネが葉くんの持霊だったと記載があると初見としては驚きますよね。

確かに葉くんは幼少期からシャーマン修行をしているし、たまおちゃんにもただの動物霊ではなく精霊に進化してるポンチとコンチという持霊が既にいるのに、阿弥陀丸に会う以前の葉くんに持霊が一切いないというのは逆に不自然か…

いきなり乙斗星(元ネタ北斗星ですよね…今はもうない)からのスタートで、出雲から上野まではどうやって来たのかな…サンライズ出雲とか乗ってきたのかな、という妄想を膨らませつつ、

葉くんも友達がいない、ひとりぼっち。(ルヴォより時系列前のゼロストのアレは友達ではなかったんだな…というツッコミは置いておく)

でもきっと寂しくなくなるよと背中を押すようなマタムネの優しくて切ない詩を添えて。

そんな10歳の少年と、ねこまたの旅が始まったのです。

北斗星 (列車) – Wikipedia




第164廻「恐山ル・ヴォワール deux2」リアルに描かれる青森駅

 普通に考えて出雲から下北ってとんでもない距離を10歳の子が1人で行くのはなかなかハードモードのような気がする…青森から下北も相当遠いと思う

…からマタムネがいるんでしょ

八甲田丸、駅前、リアルな青森の光景にワクワクしますね。住んでる方は見慣れた光景が漫画に出てくると感動しますし(私も小学生の頃は少しだけ青森に住んでいました)、聖地巡礼も捗る。

いや葉くん、冬の青森の半袖は無謀すぎますって…

島根の冬は暖かいんでしょうか…いやそんなわけない 絶対そんなわけない。

雪が降らなくても寒いもんは寒いと思う。

だって前話は家でパーカー着てる。車内が暖かすぎたって事かな?

9度目はね…多いのか少ないか以前によくそんなに細かく覚えていられるな…という感想…私は4回目あたりから数えるのやめちゃう。

恐山、私も行った事ないですね(クワッ)

2020年のマンキン展イン青森の時は1泊2日しか時間が取れず…恐山行くのは1日がかりだと思うので最低でももう1日は欲しかったな…いつか行きたい恐山

本ですらないパンフで得られる情報を頼りにいざ下北へ。

青森から下北
青森から下北

これは2023年のダイヤだから当時のはわかりませんが、8:33の次は9:24発ですね

作中で8:43発盛岡行きのアナウンス流れてるので葉くんもし8時代の電車に乗れなかったら次は9時代の電車に乗ることに。

出雲も青森も東京のダイヤと一緒にすんじゃないよッ!乗り遅れたらとっても待つよッ!

当時の時刻表調べればでてくるかな?(しょーもないことを調べようとする…)

たまおちゃん、ミッキーと崖登りながら普通に会話してるからすごいんだわ

たまおちゃんもすごいんだわ…今回の、というか作中のスポットはアンナ様のものだけど私はたまおちゃんに幸せになって欲しいんだわ…

マタムネの言葉は毎回心にスッと入り込んでは浸透していく。

正解はないし平等もない。だから自分の心で決めていく。

こうして心のままに飛び出した葉くんはアンナさんは出会ったのでした。

……50年前の木乃さん…見たかったな…

第165廻「恐山ル・ヴォワール trois3」葉とアンナの初対面

見ず知らずの「女子」っていう言い方が現役小学生!って感じでいいよね。

カーってもうここで可愛いってアンナさんにヒトメボレしてるのと異性に話しかける照れくささと慣れなさが交ざって赤くなっているのも初々しい。

アンナさん怖いけど。これが流行っていたツンデレのツンの方!というよりもアンナさんはこの地点では完全に人間不信なので「ツン」という軽さで済ませてはいけないような重さがありますよね。

一足早く安井旅館に到着したマタムネ。お茶ならぬお供え物くらいしか出せない。いや他に出すものなくないか……

その生まれ

その能力

その運命

生まれは本当に2024年の今でもわからんな……アンナさんの本当の産みのご両親はどのような方なのだろう。

霊も見えない一般人だったのかな。でも恐山に捨てられるくらいだからそれなり知識のある人のような気もする。この辺は私のただの妄想ですけれども。

そしてまた場面が変わり体育座りしている葉くん。

令和の今は体育座りは体に負担がかかるものだという科学的実証が出ているらしいですね。なんかツイッター(エーックス)のニュースで見た。

可愛いと怖いの感情がごっちゃになってる葉くん複雑すぎますね。

女子ってみんなああなんか?

さてなんのことやらさっぱりさっぱりだ

鬼に追いかけられて小鬼を召喚する葉くん。激レア。

そしてこれは既に10歳にしてオーバーソウルを会得しているというギミック。

霊がオーバーソウルできる上に超・占事略決を使いこなすというすーぱーねこちゃんマタムネ!飼い主が飼い主だからという問題じゃなくない?マタムネ自身のスキルの高さじゃない??

そりゃアンナさんは鬼を葉くんに仕掛けますし恨みますよね。いや実際はアンナさんが仕掛けた訳ではないけど出てきた鬼をじっと見てるだけ…まるで試しているかのようですよね

勝手に決められた自分の(なさけない)結婚相手なんかいない方が良いんだから…という気持ちもこの時はあったかもしれない。少しは。

この一話、かなり濃密ですね。起承転結のバランスが上手い、マタムネの活躍とアンナさんの登場というテーマの多さを上手くまとめている……背景と青森の季節の厳しさも表現されていてとても読み応えあります。

第166廻「恐山ル・ヴォワール quatre4」思い重いムスメ

マタムネしっかりアンナさんの気配感じ取ってるのね。よくできたネコちゃん。ネコちゃんって馴れ馴れしいよねネコさんだね。

安井旅館、もうどこからどうみても「おばあちゃんち!」っていう雰囲気で良いよね。

襖あける音がフスー…っていうのも良い。

マタムネのアンナさんを呼ぶ「娘」のルビは「むすめ」だけど、

木乃さんのアンナさんを呼ぶ「娘」のルビは「ムスメ」なんだよね。こういう武井先生のこだわりが好き。

リゼルグの一人称は「ボク」だけど、ハオ様の一人称は「僕」な所も好き。

さてそんな会話の最中にアンナさんが帰ってきます。その演出ホラーやがな。

おつかいの品をボトボト落とすのは正直なってないよね〜(そこ?)

アンナにはどんな言葉もなんの意味もないって言うけど、アンナさんが心を読めるなら木乃さんが本気でアンナさんを思って本気で日々接していれば多少はマシになったのでは?とは思うんだけど違うのかな。

修行の途中で疲れたなら口に出して「疲れた」って言えば良いし。口から出た言葉と心で思ってることが乖離してるからアンナさんはどんどん人間不信になるわけで。

木乃さんも心の中では所詮アンナさんの事さほど好きではないし他人って思ってたんじゃないのかな?呆れて育てるの諦めたんじゃないのかな?漫画の登場人物に説教するつもりはないし知らんけど…でもアンナさんが心を閉ざすって事はそういう事だと思うけど…知らんけど…

いやまあ……でもどんなに自分の子供を愛していたとしても育児は疲れるからね……

時にはネガティブは気持ちになるのも人間だから当然で……それすらアンナさんは察してしまうんですよね。つらい。

そして中身アレなのに見た目でヒトメボレしてしまう葉くん。なかなかですね…

鬼とアンナさんの関連を勘づいてさすがハオ様の弟は鋭いってこと、マタムネもあえてアンナさんの状況を話そうとしない所。

そして人(猫)のウラミはそう簡単に消えないということ。マタムネにも何かあるんだな、というフラグを立てて次の場面へ

もう重症すぎてかわいそうとさえ思うよアンナさん…拠り所が見つかれば良いのにね…

これから見つかるんだが…

余談ですがルヴォ編のあたりの絵柄めっちゃ好きなんだよな…平成版アニメに寄せてる感じがして。




第167廻「恐山ル・ヴォワール cinq5」下北KOMAMAX 読みたい

一話書き上げるのに30分以上かかる…23ページの漫画の感想なのに…それくらい濃度が高い。

シャーマンキング面白い!

布団がこんもりして寝てるマタムネ氏。

マタムネ自体がハオ様の巫力を使ったオーバーソウルだったんでしたっけ?

つまりマタムネが戦うとオーバーソウルがオーバーソウルしてるんだっけか

葉くん独り言多くね?(漫画なので!!)

下北KOMAMAXってなんだよォ!それだけで漫画連載できちゃうじゃないかよォ!

目指せコマンドーって設定めちゃくちゃ細かいな!コロコロコミックで連載しそう

コロコロアニキでなら武井先生連載してましたけどね……ハイパーダッシュ四駆郎…

最終回に出てきた組織と組織のボスがね〜…マンキンとも関連ありそうで…….単行本最終巻の発売をお待ちしております!!切実に!!!!

そして木乃とマタムネの会話から、葉はハオを倒すため、アンナは葉の巫力を増加させる為だけの道具みたいにされてて嫌だなと思った場面。

だからやっぱり木乃さんにアンナさん託すのは違ったんだって。心は無視だよ。実力だけだよ。そりゃアンナさんが心を閉ざしてしまうのも仕方ないし、葉くんを恨んで鬼を仕向けてしまうのも納得する(アンナさんが仕向けたのではなく勝手に出てくるともいうが…)

前回も言ったけど言葉が意味を成さないってはただの言い訳だよ。アンナさんのことなんかぶっちゃけ巫力さえ強ければあとはどうでもいいんでしょ、葉に全部投げとこ!って事でしょって思ってしまう。嫌だね〜!

さて場面変わっておみやげ屋さん。ぐーちゃんの店。

アンナさん名前間違ってますってそりゃまずいってアニメでもよく林原めぐみさんに言わせたなコレ!

出たーーっ!てもう完全におばけ扱いじゃん

そしてめっちゃ話すじゃんアンナさん…狸の方殴りたい わかる。

ファーストBINTAも私なんかは好きでもない人間に触れる事すら嫌なのでよく殴れたな〜とは思う。

だからアンナさんは悪い子ではない。お礼が言えるんだもの。

おつかいボトボト!はもう諦めた木乃さんに対してだけど、葉くんは同じ被害者のようなもんだもんな…




第168廻「恐山ル・ヴォワール six6」葉のまっすぐな本心に叫ぶ

外に出れば鬼が出て悪さをして消える。

それはアンナさんのせいではないけれど、アンナさんの深層心理というか、この時のアンナさんは人間不信な所があるし、無意識でもきっと何か思っている所はあるんじゃないかと思う。

これはアンナさんに限らず人間誰にでもあることだとは思います。

例えば嫌いな上司とかに「腹壊して欲しい」とか「怪我して入院しないかな」とかふとしたことで軽く思う事あるじゃないですか(もっと色々あるけど例えとして)

アンナさんの場合はそう軽く思った瞬間に本当にガチのつよつよパワーで相手に危害を加えてしまう、別にそこまでしなくても良いのに!みたいな。

アンナさんはそれが毎回起こるからそれはそれは自分を責めますよね。

そんな解釈をしてみました。実際は知らんけど。

ぐーちゃんキャラ濃いんですよね

このたった数話しか出てこないのにルヴォといえばぐーちゃん!みたいな存在感ある。

マタムネも鬼もオーバーソウルですけど、続編スーパースターの方の新バトルスタイル「ニュートランス」は具現化を通り越して「変身」って感じするから一般の人間にも見えそうな感じありますよね。なんとなく…違うのかな…よくわからないんですよねニュートランス…

オーバーソウルは具現化するけど霊感ない人には姿は見えないって事で良いのかな。

じゃあやっぱりメイデン様のアイアンレオタードは…………

……アンナさんが人の為に叫んだのってこれが初めてなのかもしれないね。

葉くんが真っ先に自分を心配してくれて、自分を責めたりしなかったから。そしてこれが葉くんの裏表のない本心だったからこそなんだろうな。

アンナさんをちゃんと大切にしてくれる人に出会って本当に良かった。

私は正直のところカップリング葉アンには精通していないので(好きではあるけど深くは考えない)、彼らに関して深く専攻していらっしゃる方がおりましたら解釈違いだったら本当に申し訳なく思います。道蓮担の戯言だと思って頂ければ…

そしてマタムネの過去。

ルヴォ編、ただの馴れ初めだと思ったら全然そうではなかった、シャーマンキングの物語として次に続く話なんですよね…当時の私はそんなの頭からすっぽ抜けてましたけどね…

第169廻「恐山ル・ヴォワール sept7」マタムネ。ハオ様の飼い猫

マタムネ、猫にも霊感がある。

ハオ様に拾われた野良猫。

500年後に麻倉の持霊としてパッチ族のハイドロと称して転生したハオ様を打ち破る(ハイドロに関してはスーパースター7巻を読んでね)

他人の心が読める霊視は決して便利ではない。

知らなくても良いことが全て自分の中に流れてきてしまう。

霊視のない私でさえ人が裏で陰口言ってたりSNSでクソリプされたりするのを見つけたら嫌だもんね。それが常に心の中に流れてくると思うと…

それは本当に弱さなんだろうか。

いくら強い人でも何年も何年も攻撃されれば精神は病みますからね。

ブラック企業に勤める方が病んでいく姿やニュースは今の時代でも当たり前に存在しているわけで…

ハオ様がシャーマンファイトで他人に危害を加えるのは確かに弱さだと思う。

自分が傷付いたからって他人を攻撃して良い理由にはならないので。それは別の方法でなんとかするべきだと思うし、それを助言してくれる存在が必要なのだと思う。

だから今後の葉くんがハオ様に手を差し伸べようとしているし、マタムネは手を差し伸べるどころか倒すしか術がなかった、助ける事が出来なかった事を悔いている。

ハオ様が病んでいく気持ちそのものは弱さではなく、優しいから故に傷付いて病む…んじゃないかなあと私は思うのです。

…ルヴォ編の感想を数話こうして書いてみたけど私と木乃さん相性悪すぎるな…嫌いとかではなくて考え方が合わない………彼女はあえて厳しい事言ってるのかもしれないけど…

生きてる年代の価値観なのか?昭和を生きてきた世代の彼女と平成を生きる私の意見が合わないとしたらそれを表現できる武井先生すごすぎませんか?

すごい…いやわからん…すごい…もう嫌だよそりゃ変質者言われても仕方ないよもう…仕方ないよ…たまおちゃん以外はドン引きだよ…




第170廻「恐山ル・ヴォワール huit8」葉からアンナへプロポーズ

霊視を恐れられて捨てられたって事はアンナさんはきちんと言語で会話できる月齢の時にそんな目にあったって事だよね。

それが生まれてすぐの先天的な力なのか、後天的に霊能力に目覚めてからなのかは知る由もないけど、「ママ、パパ、そんな事思ってるの?」みたいなのを本人の前で言ってしまえる年齢って事だよね。

ということは実の親の顔を覚えてる可能性があるかもしれないな〜と思ったりしました。

戸籍上の名前もアンナではないかもしれないね。

3代目イタコのアンナのアルミちゃんもアルミちゃんだし…

と思いながらページめくるんだけど下北KOMAMAXのストーリー気になりすぎて思考がとっ散らかる。気になる。

扉絵の「痛みを知らない…」の一言も気になる。突然のアオリ文…

紅白歌・合・戦!名シーンです。マタムネがまさか紅白知らない訳がない「これは一体…!?」は決して紅白の事ではないよアンナさんと一緒にテレビ見てる事に対してだよ多分きっとそうだよ多分ね。

私はBOBもあわやりんごも好きです。キャラソンどっちも好き(ついでに言うと椎名林檎もめっちゃ好き)個人的には霊場慕情もキャラソン作って欲しかったな〜

木乃さん気が効く〜!マタムネも察する〜!

この気まずい雰囲気〜ッ!それでもアンナさん葉くんの心全部読んでる〜!にも関わらずテレビの前から動かないって事はそれだけ紅白見てる葉くんは正直って事なのかなあ…

いくらアンナさんの霊視を悟ったとしても自分の心は偽らないからな〜優しいとか思った事そのまんま口にする強さがあるというか…でも照れくさくて言えない事もあるのに伝わっちゃったこの甘酸っぱい感じ…!!演出が天才……!!

アンナさんも人に好かれたの初めてだろうしほんっと……良かったねえ…自分が今どんな気持ちになったのか言語化できないんだろうな…

そして襖越しの会話にうつります。このシーン本当に好き。

初詣の度に思い出す麻倉葉の言葉

葉くんの初詣の言葉「神頼みでなく自分に誓いを立てる事。神様に約束する事で自分の心に釘を刺す」この一連の言葉は今でも毎年初詣に行く時に思い出します。

葉くんのこの言葉を聞いた翌年から私がお参りする時は自分の願いを言うのではなく、今年の目標みたいな事を神様に言う事にしています。自分の願望だけ参拝しても意味ないんだなって思うようになりました。

「家族が皆健康でありますように、生活を整えます」みたいな感じです。

それくらい私の人生に影響があった言葉です。隠れた名言。私はシャーマンキングの名セリフはこういう所から選出したい。

葉くんはアンナさんの願いが叶わなくてもそれでもアンナさんの事が大切なんだね。

「シャーマンキングになってなんとかしてやる」はもうプロポーズですよね。

許嫁ではあってもプロポーズは必要ですよね。本当に10歳か?

ここまでアンナさんの苦しみに本気で寄り添ってくれる葉くん。アンナさんは本当に良い人と出会った。

もうきっとこの地点でアンナさんは救われたんだろうな。葉くんなら信じて良いと思ったんだろうな。素敵だなあ。

ところでマタムネと木乃さんのお風呂シーン、お互い背中合わせな所が好きですね。

平成版ドラマCD

アーティスト:TVサントラ, アーティスト:BoB, アーティスト:ハオ(高山みなみ), アーティスト:佐藤ゆうこ, アーティスト:麻倉葉(佐藤ゆうこ), アーティスト:林原めぐみ

令和版アニメ感想

次回




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