2011年より集英社「ジャンプ改」にて短期連載していたシャーマンキング0。
無印続編「シャーマンキングフラワーズ」の連載に先駆けて、葉や蓮、ハオ等、各キャラクターの過去編が明かされる外伝作品です。
こちらの外伝ゼロストーリーも読んでおけば鴨川のルーツもわかるし花くんの鬼の正体もわかるしサティさんの過去も読めるし、そして麻倉葉の幼少期も………
全然おまけ漫画ではない。むしろ本編、各キャラクターの過去編である。
2024年8月24日。シャーマンキング最新作であり、正統続編である「THE SUPER STAR」の連載が再開され、そして11月23日に最終回を迎えました(まだ別のシリーズ、yardに続くらしいよ!)
シャーマンキング全シリーズを読んでいれば面白さ倍増の続編スーパースター。
私はこの次の連載の前におさらいをしたい、自分なりに理解をしたいので、このように各シリーズの感想を更新しております。
マンキンゼロ、全12エピソード。お付き合い頂ければ幸いです。
今回は第一巻
葉
蓮
ホロホロ
リゼルグ
ハオ
チョコラブ
の感想を書いていきます。
EPISODE-YOH「ニュー・シマネ・パラダイス」葉がアンナに出会う前の過去
出雲大社駅周辺をモデルにしたストーリー。というかカラーページが駅そのもの。
聖地巡礼するには抜群に良い作品。ぜひこの漫画を片手に持って出雲観光をして頂きたいです。
シャーマンキングシリーズを全く読んだことがない方も今話はとっても楽しめます。むしろ私は何も知らないで読んだ方の感想が読みたい。
冒頭からラスボスのような発言をする主人公、麻倉葉。
でも仕方ない。隣のランドセルを見れば当事者はそう思うのが当たり前。
決して葉くんがラスボスの弟だからではない。根拠のある発言です。
そしてそんな発言も本気ではなく、自分もシャーマンキングというものを現実視できないでいる。
まだアンナさんに出会う半年前の時系列なのでこれも仕方がない。シャーマン能力があるだけのフツーの男の子です。
やる気のなかった葉くんがきちんとシャーマン修行をするきっかけとなったお話で、これには葉明さまもニヤリ。
葉くんも少しだけ前向きになれてニヤリ。
お姉さんも再会したい人ときちんと会えてニヤリの超ハッピーなお話にほっこりします。島根の澄んだ空気感と合わせて読後の余韻がたまらない一作です。
葉明さまの頭の輝きでタクシーから逃げる葉くん面白いし、オノマトペハラリスとか、ボブの新曲とか…細かい点での見応えもあって好き。
スキンシッパーCD化求む。
ちょっと病んでる葉くん
ウエッヘッヘと独特な笑いが特徴の彼ですが、そんな平成アニメや無印の彼からは想像もつかないほどに発言がダーク。
自分の好きなものを貶されて否定されてクラスメートのドクガムシくんを傷つけてしまう所も傷付けてしまう事は良くないとしてもその感性はいたって普通で、あの悟りを開く前の葉くんが見られる所も今回のポイント。
そんなこの世を憎みそうに、しかし憎みきる力も勇気もない葉くんが出会った霊の少女、スズさんとなんだかんだ会話を繰り返してる所も少年らしくて好き。行きづらいとか言ってるのに…
葉くんがスズさんを救ったように見える話ですが、葉くんこそスズさんに救われているように見える。
スズさんをどっちみち送り出さなきゃならないのならと行動を起こした葉くんの気付き。
ボブが好きと涙を見せるスズさんにドキドキと心が動いた瞬間で、どっちみちあの世に送らなければならないのならと葉くんが立ち上がる。
読み切り漫画としての構成と説得力が上手くてこちらも泣きそうです。
今回の山場のシーンも戦闘などではなく音楽で解決していて、それもとっても好き。
無印1巻のアニメ化もされていない部分、蓮が登場する前の葉くんが様々な霊を救う話があるのですが、私はこの日常シーンが本当に好きで。
それに近しいストーリーで嬉しいです。
葉くんの原点がここにあったのですね。
実はスズさんは葉くんが初めてシャーマンとして自分で救った霊なのかも。
そして修行のきっかけにもなっている。
「友達」という概念を知る。
スズさんがいなかったらネガティブ葉くんがその半年後にちゃんと恐山に行くかわからなかったし…
スズさん、とっても重要人物じゃないですか…
これ気付いちゃったんですけど、葉くんの息子の花くん!
スパスタでの桜井への最終対応がこの葉くんの行動に似てませんか?
自分の為ではなく相手のために。
多分葉くんはまだスズさんとお話したい事もあったんじゃないかな。
花くんも本当は桜井を持霊にしなきゃならないのに。
相手が本当に望む形であの世に送り出した葉と花。ほんっと親子なんだなって…勝手に思いました!
続編へのヒントが少しある
葉くんがボブを否定された際のモノローグ
「みんな同じようなつもりになって羊の群れ」(要約)
スズさんがボブを聞いた際に島根のジョーについて語るシーン。
「誰かの思い通りに戦争なんかする」
スーパースターでチームハオの相手にあたるチームヤービス、ダレモイネが民衆操作しているという世界構造でマンキン界は動いていくので、その鱗片が見えているなと…
たしかマンキンゼロはフラワーズ連載前に描かれた漫画だと思うので、もうこの頃からダレモイネの構想はあったんだなあと思うと「なんでフラワーズ打ち切りにしたんだ集英社ァ!!」という気持ちが……
私も自分の意志を持って行動したい…
登場人物
麻倉葉
スズ
島村丈太郎
ドクガムシ他クラスメート
麻倉葉明
麻倉茎子
麻倉幹久
EPISODE-REN「TEARS OF THE REN」蓮の祖父、珍に注目
シャーマンキングゼロ、2話です。
我が推しがメインだ〜〜!!って読むじゃないですか。
でもね、我が推し、道家編もあるし……わりと過去は既に無印で語り尽くされているといいますか……
チョコラブがもう語る過去はないと言われてますが蓮もわりともう語る過去はないような気もする…でもこうして漫画として描いて頂きましてありがとうの気持ちです!!!
わざわざ元ネタ?のリンク貼るのはね、私が時間できた時に観るためだよ…
ここで島根のジョー出るのォ!?という前話から繋がり持たせて登場させて一瞬で退場していく……
ジョー…珍さんと接触してたのか…
珍さんの髪の毛の色めっちゃ見たい。やっぱり黒紫なのかな?それとも蘭さん潤さんに似せて深い緑なのかしら…声変わり前のボイスは朴璐美さんなのかしら…
アニメ化!!アニメ化お願いします!!!!!
OVAでも良いので!!!
ってか珍さんの少年期がこのビジュアルだとキョンシー扱ってるシーン見て脳がバグる。孫がキョンシー使ってるとこ見た事ないので…
あと孫の将来の髪の毛が…………だから伸ばしてるの!?だから!?今のうちに生やしておこうって事ですかね!妻は息子授かった時に切ってるのに???
ところで珍さんは東一族と接触あったんでしょうかね…
ジョーへの発言からしてもう東に勝つ事を諦めてるような…政府に雇われている=ダレモイネサイドに雇われているという事になりません?
そこまで細かい事気にしてる場合ではない?ウン…
その年齢で頭首やってんだもんな…1926年生まれだから…17〜18歳!?なんだと??(シャーマンファイト中の蓮が14歳だから幼く感じる…時代の栄養素の足りなさとかが物語ってるような…)
色々あったんだろうな…珍さんのスピンオフとかやらないかな…
弾く(ひく)弾く(はじく)とか、理想の果てに果てるとかさあ……台詞回しがさあ……超カッコいいじゃん………顔も良いんだよな…この一族…
1995年
しかもジョーのこと覚えてるのかよ珍さん…50年前だぞ…しかもキョンシーにして持って帰っちゃうなんて…よっぽどジョーがインパクトあったんだな…
歌で戦争をおさめる事が愚かと言っていますし、騙されるなと蓮に忠告する珍さん。葉くんは前回その歌で人の心を掴んでいるわけで…あとその孫はそのような男と友人になるわけで…
…そういえばなんか歌で解決させるアニメありませんでしたっけ?
とことん麻倉さんとは正反対の道さんですよね。
歌で解決しないかなあ…FOM……
ジョーの魂は葉くんが救ったけど、ジョーの肉体は蓮によって破壊されるんですね…しかも1995年という同じ年に…すごい対比…漫画が上手い!!!!
蓮の9歳の誕生日に、ということは1995年1月で、
葉くんがジョーの魂連れてきたのは1995年夏とかですよね(半袖着てるので)
つまり蓮がジョーのキョンシーを破壊した事で魂が解放されて、それを葉くん(キノさん)が連れてきたって事ですよね…!?
実質蓮はジョーを救った事になりませんか??
でも肉体と感情を切り捨て死んでいく蓮の心は___という葛藤としんどい話です。
彼が変わるのはもう少し後ですものね。
シャーマンファイトで来日して予選の頃には家に疑問を持っていたので、9歳のこの頃からその芽は出てきており、麻倉葉と出会った事でニョキニョキしてきたのかなあ…などと思うのでした。
蓮のお召し物がオシャレだし、見たこともない新技繰り出してるし、恐ろしいわね道蓮9歳!技のバリエーションがとにかく多い。もしや作中最多では?
ところでキョンシーの返り血って雑菌超ヤバそう。演出的にはあざす!という9歳とは思えないとんでもセクシーさですが正直舐めて欲しくない笑
整理の為の登場人物
道蓮
道珍
島村丈太郎
道潤
李白竜
EPISODE-HOROHORO「たんす with WOLVES」ホロホロとダム子の過去
マンキンゼロ3話です。
ホロホロの過去話が無印のあのひとつのエピソードだけじゃ足りないですよね。
ここでかなり掘り下げがあるのでファンは必読。
ダム子が既にあだ名なのに更にダムダムと呼ばせようとするダム子。強い。
つか両親、絶対民子ちゃんが学校でいじめの対象になるって明らかなのになんで連れて来た?なんで転校させたの?っていう。考えてなさすぎじゃない?小5やぞ。
私はなによりそこにイライラしますね。
最終的に民子ちゃんの人生の結末も読者は把握してますしね。
自身はコロロになる決断に納得しているだろうけど、親悲しんでるならもっと対策あったよね。
親単身赴任するとかさ、せめて違う地域、それこそ街の私立に通わせるとかさ、あるよね。
ホロホロが悪いとかではなく。むしろホロホロは途中までは仲良くしようと思っていた訳で……
この境遇では誰かにもっとひどい目に遭わされてたかもしれない。
それともダム子が少しでも両親の傍にいたくて自分でこの学校を選んだとか…?だったらありえる、かも。
家族が近くにいることが幸せって言ってるし…そうか…周囲じゃなくて自分の心に従ったんだね。
ダム子ちゃんは親の意思ではなくきちんと自立した女性だったんだ。そして自分が選んだことだから全て受け入れる事ができたんだ。
ピリカちゃんもこの時はまだ幼いからおとなの言う事の通りに思っているかもしれないけど薄々思う事はあるよね。続編に出て来るかなあ…最終話地点で彼氏がいるらしいけどそれからも何年……
はいデート
街ってどこだろう。さっぽろテレビ塔っぽいのがあるから札幌駅周辺かな?
なんかいたるところに「タケヤマ」書いてあっておもしろい。
えーんダム子ちゃん可愛いんだよ~っ
そしてリカンさんが奥さんに逃げられた事を永遠にネタにしそうな碓氷兄妹。
お兄ちゃんを監視するピリカ様、フランスパンをモフモフしている様はまるで未来王のよう。
発言も手厳しい。今日くらい楽しんでおけよ、みたいなさ…
ていうかスノボとかスキーウェアって小学生のお小遣いで買える値段なんでしょうかね。
スキーウェアもそこそこ高いわ!ダム子ん家やっぱそれなりのお金持ちだ。
それともたくさんお小遣い貯めたのかな。
ダム子が心配だった母親も友達ができた!って喜んで奮発したのかな。
プリクラ撮って水着の試着までしちゃうの、天然なのか?狙ってるのか?でもマンタリテでの友達だよ!!発言もあるわけで……その辺はノーコメントです!
ホロホロとダム子が夜に電車を待ってる「もみかわ」駅。おそらく、おそらくですが、「藻鼈川」です。この駅は実在していなさそう?
前後の「めだかもんべつ」「しおみそ」も現在は廃線となっている駅がモチーフのような気がする…!めだかはわからなかったんですけど位置的には紋別、潮見ですよね、多分……素人調べで申し訳ない……
ってか遠くね????
ほんとに????私の推理が間違ってるんじゃない???
札幌から4時間かかるで マジ?
そもそも「街」との言及しかないから札幌とは限らないじゃん?そうよね?
そういうことにしよ、有識者がいたらこっそりXのリプとかで教えてください……
ホロケウ
ここから真面目な話。
今、令和からマンキン入った方はこの名を聞けばゴールデンカムイなんでしょうけど、私はゴールデンカムイを読んで「ホロホロだ!」となったタイプです。
この時のホロホロの「弱肉強食」は諦めの言葉のように聞こえる。
まあ仕方ないよね、みたいな。
ダム子はそれを「人のせいにするな」と言うんです。ホロホロの諦めと周囲に流されて生きている所を見抜いてるんですね。
ホロホロはシャーマンキングではなくスノーボーダーになりたいと言ったんです。
だからダム子はそれを素直に応援してる。
それがホロホロの本当にやりたいことだとダム子は受け取ったんでしょうね…ホロホロの本当の気持ちを汲もうとしていた。そりゃベッド下のオーラもウザくなります。
タイミング悪い展開にこれまたダム子のせいにするホロホロ。そして新羽…ニッパ!ユンボル続編待ってるぜ!
一度ブチ切れてここから一切ダム子と会話しなくなるホロホロ。
でもそれはダム子が嫌いだからではなく、自分がかっこ悪いから、なんだって。(ここから時系列が無印に戻りますので読み返そう…!)
いやそりゃダム子かわいそうだ…
そしてもう取り返しのつかない事をしたホロホロ。
応援されていたスノボだって本当にやりたいわけじゃなかった。全て流されていた。
でもそれってその年頃の子なら当たり前のことじゃない?自分がやりたい事なんか大抵の人は成人したって決まらないんだからさ…
でもそれじゃ人生楽しくないんだよね。
ホロホロが病んじゃう説得力があまり無印の一話では感じられなくて、なんだこの取って付けたようなホロホロの過去は!?と完全版発行時は思いましたが、このゼロストーリーでようやく補完されたなと思います。
むしろこのストーリーも本当は無印に収録する予定だったんだと思う。 そうじゃないと本当にホロホロの過去が薄っぺらく感じる。
完全版書き下ろしな地点で単純にページ数足りなかったんだろうし、デートシーンデレデレ入れてたら本編のリズムがおかしくなるし。
ダム子かわいそうだ!が非常にわかるワンシーンで、ホロホロも強く自覚しているからこそ深く傷付いて病んでいく。大人になっても拭えないその罪悪感はレックリで仇となる訳だ…
ってか親父さあ…ホロホロがそうなるのも当たり前だって…そうやって死ぬ直前まで追い込んだら強くなるんだ…というシャーマニズム、正直私にはわからない。
これはフラワーズの葉と花の関係にも近いんだろうけど…
可愛い子には旅をさせよという諺もあるけどさあ…マンキンの場合は度を越してるんよね…いや私が甘いだけなのかしら…そうでもしなきゃこの先勝てないからってのはあるし、普通の子育てしてたらダメなんだろうけどさ…
1999年のホロホロん家 デカくね?
親父が建てたんか?建築士っぽいよね(偏見!)
東京までバスで行くんだ!長旅だね!
四年後に解禁するスノーウェア、サイズ感は心配ですが着れるのね!そしてキミら絶対素肌の上から着るんよな…確かに東京で着るには暑いのかもしれない。
ホロホロとコロロが出会った瞬間の話も見たいなあ…と思うのでした!
整理の為の登場人物
ホロホロ
ダム子
ピリカ
リカン
じいちゃん(名前あったっけ…)
新羽
集英社発のユンボルやウルティモはもう新品では手に入らない!!
復刊ドットコムに申請だ!!
EPISODE-LYSERG「A LITTLE WICKER MAN」リゼルグの友情
シャーマンキングゼロ、第4話です。
リゼルグのお話。そういえばそうだよね!幼いリゼルグが両親を失った後に1人で生きられるわけないもんね!という当たり前の事に気付かされるエピソードです。
合ってるかしら…洋画詳しくなくて自信がない。
1992年、ロンドンからの1995年。
92年の件は本編無印で描かれているのでそちらをチェック!
改めて違う絵柄で拝読できる幸せ。ハオ様本当に履いてないじゃないですか…安心できませんね。
マルコスの感想を同時進行で執筆しているので、リアム・ダイゼルの職業もダレモイネの面々と繋がっていたんじゃないか、だからハオ様に狙われたんじゃないか、と疑い出したらキリがないのですが、
彼が有名で優秀なシャーマン能力を待つ探偵となればダレモイネを抜きにしたとしてもハオ様は目をつけますよね。
リゼルグに手を出せなかったハオ様。家族に弱いハオ様…
さて時が進んで今回のメインは1995年。
リゼルグ・ダイゼルとルームメイトのワット・ハドソンはまるでシャーロック・ホームズとワトソンの関係。
ハドソンだしな!!わざわざお互いをフルネームで呼ぶ2人の辿々しい関係から、リゼルグのシャーマン能力を通じて友達になっていく…
この漫画作中では珍しくまともに普通に友達を作っている………ふんクロのコエルくんとリゼルグの関係もそうですが、リゼルグは普通に育っていれば普通に幸せな人生をおくっていけたんじゃないかな…
そしてオノックス伯爵という新キャラだらけの展開に新しい読み切り漫画が始まったんじゃないかとさえ思ってしまう。リゼルグとハオ以外は全員このエピソードが初出です。
リゼルグの人生もハオのせいで波瀾万丈だな…完全に身寄りがいないんだ…ハオと同じなんだ…ハオのせいで…
葉、蓮、ホロホロと親族から色々言われてから自分で気付きを経てシャーマンファイトに参加しますが、リゼルグは親から言われているわけでもなく、自分で情報を仕入れて自分の意志とはっきりとした目標を持って参加する。
もう上記3名とは覚悟の差がある。
それはもう憎しみという感情しかない。悲しい覚悟…
探偵事務所を作るけれど…
ロンドンにダム子ちゃんおらん?
ラキストとかもおらん?
たけやまの看板もあるね!
オノックスの正体とワットくんの過去、何もわからず憎しみに囚われてゼロヒャクのリゼルグが気付いた時にはもう全てが遅くて、自分の弱さを痛感して___そしてリゼルグが絶体絶命のはずなのになぜか生きていて、彼を助けてくれたのは……
何が幸せで、何か正しいかを深く考えさせられる作品で、これだけでひとつの読み切り漫画として見応えがある。
作中には答え合わせのないハオ様の、せめてもの償いだったのかもしれない。
ハオ様の目標はシャーマンキングダムの設立で、確かにオノックスのような人やラッソのような人はハオ様の世界には必要ない。オノックスからラッソに子供達を流してる可能性もあるしね。
ラキストとマルコの教会をラッソ傘下の孤児の子供達ごと燃やしたのと、今回のオノックス亭を燃やして孤児のリゼルグだけを助けたの、時系列的にはどっちが先なんだろう…そもそもリゼルグ以外の他の孤児の子供達は無事なんだろうか…
教会燃やして少し反省したハオ様かリゼルグだけは助けたのかもしれないな、と思うとマルコスの読みが深まるので面白いですね。
もちろん作中では全く言及がないので全部私の妄想です。
整理の為の登場人物
リゼルグ・ダイゼル
モルフィン
ワット・ハドソン
オノックス
EPISODE-HAO「摩多川 アンダー ザ ブリッジ」ハオと愉快な仲間たち
はい!シャーマンキングゼロ5話です。
みんな大好きハオ様と愉快な仲間たちのお話。
アメリカインディアンファッションにハマってるハオ様。そんな時もありましたね!
河原でみんなと共同生活。何時代?どこの国?
平成の日本だよ!
やっぱりハオ一派、メインキャラ以外にももっと仲間いたよね。アシルくんとかもいたんだよきっと。
上空飛んでるのにスッピーの上に寝そべってるハオ様の体幹とビルさんのタンクトップの柄はツッコミ入れて良いかんじ?
扉絵のちょっとヤバいハオ様の全身絵もツッコミ入れて良いかんじ?
シャーマン能力に目覚めたばかりのビルさんが仲間に加わるところからのスタートです。
ビルさんの性格がイマイチ掴めなかったんですけど、この時は少々気性が荒め。
どうしても彼はアメリカ編やVSホロホロの時、そして持霊をチームメイト全員にするなど情に熱い所が目立つので(平成アニメオリジナルのスチールカーテンは面白い)ハオ一派の中ではわりと良心がある方だと思ってた。
ところで最近発売されたアイシールド21の記念ブックに武井先生のメッセージが掲載されています。
セナくんもビルさんもアメフト!!!
…話を戻します。
ビルもそうだけど他のメンバーもかなり荒々しい。ザンチンはまだアイドルを諦めきれなかったのかもしれない、そんな容姿。
この2人、後の就職先の同僚になるとは…
そして懐かしき途中離脱のボリスとダマヤジ…彼ら、35巻のトウモロコシによれば蘇生されて2人仲良くしてるみたいで良かったよね。
山田さんのシャーマンぢから、見てみたかった。
花組ちゃんの過去はまた後ほど深堀します。
おままごとしてるマッチとマリちゃん…ちょっと年齢にしては幼いおもちゃですgおっと文句は言いません!あっ、下ネタだったのかこれ…
ペヨーテのロハスはもうこの時から始まってんだ…
ターバインは顔が良い、顔が良すぎる、顔が良い。川でなんの修行してても気にならない。水が滴っているから。
ブロッケンは初対面の人に重い過去を暴露。成長障害があろうが雷帝社員になれる!!!頭はめちゃくちゃ良さそうだし。ってかハオ様の育ての親だし。
みんなハオ様に救い出されて感謝してここにいるのは間違いない…
BOØWZはやめろ。マジでやめろ
TACK-HATZ じゃねーんだよ笑
どっちも良いよね。元の方ね。
(ザンチンがびびってて更に笑う)
ラキストとオパチョはこの後合流する時系列です。
マルコス読んだばかりだからこの時ラキストは必死にハオを探していると思うと切ないし(つまりこの話見てたらハオは自分からラキストに会いに行ったってこと?)34巻のオパチョ見る度にしんどくなる。
EPISODE-CHOCOLOVE「GAG OF NEW YORK」キャラ登場が多い
上記のエピソードにツッコミしか入れないチョコラブ…
だから散々過去編やってこれ以上語る事がないのは道蓮も同じでは?実質珍さんの話だったし…蓮は人気だから良いの?なるほどね!ありがとう!!!私はチョコラブも大好きだよ!!(フォローになってないごめん)
そして夢オチという一番面白くない展開へ………
整理の為の登場人物
ハオ
ビッグガイ・ビル
ハン・ザンチン
ダマヤジ
ボリス・ツェペシュ
カンナ・ビスマルク
マチルダ・マティス
マリオン・ファウナ
ペヨーテ・ディアス
モハメド・タバルスィー
ブロッケン・マイヤー
BOØW…じゃないBōZ
チョコラブ
シャフトのみなさん
恐山アンナ
道潤
玉村たまお
アイアンメイデン・ジャンヌ
次回