2019年7月5日、ウォール・ロッポンギ
私は壁の中で生まれるか
壁の外で生まれるか
究極の二択を迫られていた…
漫画、アニメ共に大人気のまま幕を閉じた諫山創著「進撃の巨人」
2019年に行ってきた原画展の写真が残っていたので、当時の感想と共に改めてレポート致します。
もし物語の完結後に進撃の巨人を知ってハマった方で「行きたかった!」「あの頃にハマっていれば…」「あの時行けなかったんだよね、どんな展だったんだ…」と参加された事のない方で気になっていた方がいらっしゃれば幸いです。
漫画完結後に一気読みしてハマったけど既に終わったリアルイベントには参加できなかった悔しみ、私もかなり経験した事があります……
しんどいですよねアレ、連載中の漫画を追うのって結構体力がいるんですよね。
進撃の巨人、私は一期のアニメを見てから一気に単行本を購入して、追いついてからは別冊少年マガジンを毎月購入したり、たまに雑誌購入をサボって単行本派に移行したりなどを繰り返し、ほぼリアルタイムで最終回まで読みました。
でも最終回終わってからまとめて読みたい気持ちもわかります…待ち遠しすぎるんですよね…ストーリーが濃密すぎて……あとストーリー理解が追い付かなくて前回の話をよく忘れたりしてました。もちろんその度に読み返すんですけれども……
進撃の巨人展FINAL、六本木に行ってきました。
私が行ってきたのは2019年7月5日。先行公開日の初日です。
公開日は2019年7月5日(金)~2019年9月8日(日)
森アーツセンターギャラリー、六本木ヒルズ森タワー52階にて開催された東京展でした。
2014年の上野の巨人展は三回くらい行きましたが今回も圧巻。
前期と後期で音声ガイドや原画が変わったりするという情報があったので何度でも行きたかったのですが、都合により今回の一回きりの参加でした。
ちなみに音声ガイド、私の推しのハンジさんは後期がフィーバーモードだったので本当に行きたかったんですよ……行けなかったけど……。
諌山創著、講談社別冊少年マガジンで連載している『進撃の巨人』
最終回の核心部分に触れる展示もありました!
森タワーの階段を登ると、看板が見えてきました。
前回もそうだったのですが、この展覧会
ほとんど全てが撮影・録音OK!!
諫山先生太っ腹~~最高~~!!大好き!!
(私が行った事のある森ビルの展覧会ってどれも撮影禁止だったから……)
巨人展、入場からスリル満載
入口の前で、スタッフの方から説明があるのですが
「あなたはこの後、自分が『壁の中』で生まれたのか、『壁の外』で生まれたのか、人生の分岐点を選んでもらいます」
「一度選ぶと後戻りはできません」
え……こわ……
つまりコレ、最低二回来場しないと全て見られないという出オチ。
当時の私は二回行くぞと意気込んでいたので少し迷って(選んだ人が少なかった)壁の外を選択。
(結局一回しか行けなかったんですけど……)
なにかのムービーが流れて巨人に食われてしまうんじゃなかろうかと若干ビビってたのですが、
要は『壁の中』で生まれたエレンの視点で見た原画を閲覧するか
『壁の外』で生まれたライナーの視点で見た原画を閲覧するか
という違いがありました!
無垢の巨人が、降ってくる。
作者のコメント付き原画もあって、そしてこのコメントがとってもおもしろい。
進撃の巨人最終回の『音』を聞く。
さて、原画やムービーを沢山楽しんだ後、最後に訪れたのは小さくて暗い部屋。
ここでは進撃の巨人、原作最終回の構想がすでにある作者から、我々読者へ向けて一部を先行公開しているのです。
ただし、音のみでの表現。
唯一撮影、録音が禁止されたこの部屋。
個人的には砲撃の音が印象的だったのですが、最終回を迎えた今となっては確かに……音にしたらこんな感じなのかな?というシーンで。
多分エレンとアルミンが話しているシーン、かなあ……平和な音ではなかった。
海のような音もあったような気がして…そこはアルミンやジャン、コニー達が船に乗っているシーンかなあ、とか。
実際2019年に聞いた音なのでその後最終回を読んだ時とは記憶に誤差があるので間違ってたら申し訳ないです。
諫山先生のサインを発見!
原画展の開催当時はどこまでネタバレしていたの?
当時は単行本28巻まで公開されていました。
つまりあの……バレはあえて避けますが…とあるメインキャラが……アレした直後で……
当時アニメしか見ていなかった方は一部の展示を見て「え、このキャラ……脱落するの……」と多大なるショックを受ける可能性があった衝撃の原画展でした。
グッズを購入して退館!
グッズコーナーで買ったリヴァイ兵長の香りがするシャンプー
めっちゃ石鹸の香りがした。
たまに女の人とすれ違ったときに香る香水と同じ香りがした。
完結してなおまだグッズが発売されたりして盛り上がる進撃の巨人!
完結後にまた原画展やるのかなあ……開催されるのなら行きたいなあ…と思いをはせるのでした。