シャーマンキング無印感想、第16巻です!
今回は第135廻~第143廻の感想を書いていきます。
蓮をスカウトするハオ
ハオ率いる星組VS X-Ⅲ
そしてここで明かされる葉の出生と、葉とハオの関係……
展開が静かに大きく動く16巻!
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今回の画像はシャーマンキング展、シャーマンキング複製原画展の撮影許可エリアで撮影したものを使用しております。
私は紙版はネットで予約し、電子書籍版はブックライブで購入しています。
第135廻「蓮突」フラグクラッシャー道蓮
個人的に大好きな廻のひとつです。カッコいいですよね。
もうね、最初のページからカッコいいですよね。
場面演出とか口調とかカッコいいのに内心とっても超・占事略決で得た大きな巫力にビビってますからね、あの友達以外には話しかけすらしないぼっちゃまがアンナさんと会話するくらいビビってますからね。
そこが良いんですよね。
そしてハオ様からのスカウトを受けてしまうんですよね。
これね、物語を構成しているメタ的な視点で言うと何のフラグだったんでしょうね…と先の展開を知ってる者は思うんですけど、でも私はこれで良いと思っています。
結論を言うと蓮ぼっちゃまの性格上ハオ様の仲間になることはなかった。
フラグも何もなかった。
むしろクラッシャーした!
蓮はラスボスにスカウトを受けて尚自分の意志を貫いただけなんだと勝手に解釈しています。
とにかくカッコいいし、ただ「一応葉くんのライバルポジションだから(某忍者漫画のキャラみたいに)ハオ側に闇堕ちしてもらおう」と判断しなかった武井先生の事がもっと好きになりました。
いやその某忍者漫画のキャラがこの時丁度闇落ちしかかってたから急遽設定変更したとかあります……?
連載時期把握してないですけど……ネ…雑誌で競合しますよね……知らんけど……
でもそんなリアル都合の過程は置いておいて私はそんな蓮ぼっちゃまが大好きですね!!!!!!
ありがとうございます!!!!!
某忍者漫画、私は大好きですよ。
ハオ様も今回は言葉の選び方が上手いと思ってます。伊達に千年生きてないね!!
心が読めるから蓮の思考もわかってるはずなのに今回はあまりそれをひけらかしたりしないですよね。
でもバレないラインでしっかり心を揺さぶって挑発はしていく。
弱いから強がってるのも蓮は自分でわかってるし、というか弱いからこそ強くたち振る舞っていかないと本当に弱さに飲み込まれてしまうのかもだし…そういう泥臭い足掻きをしている彼も魅力的です。
思った以上に冷静で見込みがあるとハオ様からお墨付きもらえたのも個人的にはやっぱり能力高いんだなと思えて高ポイント。
でもそれを最終的には突っぱねてしまう蓮はもっと高ポイント
そして、もお〜〜!場面演出がカッコいいカッコイイ。
でもカッコイイ時こそ蓮は心境が穏やかではないしだいたい負けっぱなしだし、クールキャラと見せかけで全然違う所が大好き。
なんだこの気持ち悪い感想は………
第136廻「楽園」良い子は20時に寝るらしい
巻頭カラーでパジャマなリゼルグさん。
白いパジャマな所が清潔感あるしX-LAWSみある〜!これもマルコが用意してくれたのかしら…
寝る時は上半身を脱ぐタイプですね!!??
英国紳士ってそんな感じなの?映画のワンシーンとかそういう人いるよね!あんまり詳しくないけどね!
島中を飛んで汗だくのなんともござらん阿弥陀丸(幽霊なのに汗かく)
メイデン様の事を哀暗姪電と呼ぶなんともござらん阿弥陀丸
葉くんはよく人の細かいところを見ていないようで見ている…
リゼルグの意思を尊重したり、仲間には元気でいて欲しかったり、気にかけたり、敵である『みんな』を連れても良いから遊びに来てくれと声をかけてくれる。
その心意気はオカンか???海のようだね
夜8時に寝るって0歳児でも8時には寝ませんようちの子は夜の9時だよ(寝ないんだよ…)
マルコのおしおき、1999年の平成では通用したのかもしれないけど今そんなことしたらパワハラで訴えられちゃいますからね
次世代続編では気をつけた方が良いと思いますね。
マルコは自分が殴られる側にならないようにも気をつけて欲しい。
メイデン様の、人を認めておいてその人が自分の要望を否定すると泣いちゃってやっぱ知らんわ〜こいつ悪だわ〜!
ってなるの、本当に子供らしさがあってなんだかんだ年相応なんだなと思います。
何ワガママ自己中集団なんだろこいつらって中学時代の当時の私は思ってたんですけどね、このキャラクター達と年齢が近かったから許せなかったんでしょうね。
それが好きじゃねえって言ってる葉くんもそりゃそう思うわね…となるわけですね…
それでもきっちりと挨拶を交わし「オイラはお前たちよりメンタル大人だから」って言っているようにも見える。
つとめてフラットでいようとする。
今思うとメイデン様こども〜!!かわい〜〜!!葉くん大人っぽくしてる〜!!ってこの子供らしさ、中学生らしさが表現できちゃう武井先生すごー!って思いますね。
第137廻「炎上エンジェル」オパチョの予言は霊視?
さり気なく彼女たちが言ってる「オパチョの予言」って予言能力ではなくてパッチの方々の心を読む「霊視」の事なのかな?
その辺の表記曖昧ですよね……ハオ一派の方々もハオ様が心を読める事をこの地点では大半の方は知らないわけだし彼女が「予言」と呼ぶのはわかるけど、実際オパチョが使った能力はどっちだったのかなってなんとなく思ってしまった。
T-プロダクションの活躍一瞬なの悲しい。どうやってここまで勝ち上がってきたんだろう……
観客に散々言われているネタグループ、キャラの一人が作者だし他二人も作者にまつわる方々なのでアニメでご本人方に演じて欲しかった……
花組の力にビビってるチョコラブですがそんなもんじゃないとわかってる前々回に絡まれた蓮なんだけど、葉くんも意味深に「そうだな」とか言ってて葉クン含みが強すぎィ!ってなる。
今となっては葉くんのあからさまな変化にも納得いくんだけどこれ初見の読者「なんやねん」状態になるじゃないですか。
しかも葉くん誰に対しても「そうだな」って言ってないんですよ。
蓮に同意しているようで多分これ誰に対しても発言してないし誰にも聞こえない声で呟いているかもしれない。
ちょっとまん太は聞いてたかもしれない。
というかまん太はトラウマにトラウマを重ねる気なんだろうかね……
あと個人的に思うのは私は推し贔屓なので、なんで推し夫婦は続編で罪を償う背負う展開になってるのにハオはそれ以上にとんでもない事をしている。
ハオ様は平然とキングやって暇してんだろうなとハオ様の活躍を見る度に思ってしまうのですが……その辺はどうなの?
第138廻「正義に一番必要なもの」星組VS X-Ⅲ
阿弥陀丸がまん太を止めてるのにすり抜けていくのめちゃくちゃ面白い
でもまん太の言ってる事正しいからね。
この状況を冷静に見ていられる蓮もさ、自分がそういう事してきたから慣れちゃったんだろうなって……
この漫画の登場人物はどいつもこいつも……
レミエルの技のルビの振り方もすごすぎる。
「地獄ならもう見飽きた」そうだよねえ…
リゼルグとX-Ⅲのやりとり、X-LAWSの団結力だけはハオ一派よりも秀でていると思います。
マルコも何のためにリゼルグに「おしおき」をするのか。仲間を尊重する為なんですよね。
自分の意思で戦うX-Ⅲ。だから誰も止めてはいけない。
でもさあ
まん太の言ってる事正しいからね(二度目)
ハオ様はさぁ……ちゃんと然るべき場で裁かれた方が良いと思うよ(それが続編FOMだったらと思うとまた誰かを巻き込みやがって……と思ってしまうのですが……)
散々言ってるけど悪口じゃないよ。彼に何もお咎めなしなら蓮メイもチョコラブも許してやれよと思ってるだけだよ
第139廻「永遠メイデン」もっと見たいラジムの体術
とんでもなくシリアス一直線展開なのにラジムさんのマイク捌きで笑ってしまうじゃんね
どこまでもコミカルさを間に挟んでいく武井スタイル……私は好きですね。
少年漫画だもんそこはそれで良いんじゃないかと思ってしまう。タフネス!!!
はんどぐれね〜〜どX、霊とか関係なくもうただの物理攻撃…なりふり構ってられないブンスターおじさまに会場ドヨドヨ
ラキストはさすがの反応ですね、ラッソの人間ですからね。
多分改良前のぐれね〜〜〜〜どをよくご存知なのでしょうね。
オパチョはもう最初から大丈夫だっていうのをわかってる顔のような気がする…
1番ヒヤヒヤしたのラジムさんだと思う。お構いなしのただの巻き込まれでこれもまたラジムさん………
ちゃっかり無事に逃げちゃってるのさすがとしか言えない。体術スキル他でももっと見せてほしかった…ここからプラント戦までお預けなの悲しい。
さすがに葉くんもブチギレです。いや怒る時は怒って良いと思う。怒りのエネルギーも時にはプラスになったりもするだろうし…
第140廻「すじ」激レア!スピリット・オブ・ファイアの水変化!
髪の毛逆立ってるし脱げてますよ 話題沸騰のヴィジュアル。
ラキストね、ラキストはスッピーファイヤちゃんが水に変異する事は知らなかったんだね。
いや後にも先にもこの一回きりですけどね。
これはハオ様独自の陰陽術であって、このあとスッピーファイヤを継承するリゼルグくんが同じようにはできないと思います。多分。
ハオ様最強じゃん。
五芒星木・火・土・金・水 これ五大精霊とは違うんでしたっけ?
スッピー5種類あるよね これ五芒星に当てはまる?
ファイヤ 火
アース 地
ウィンド 風
レイン 水
サンダー 雷
いや軽く調べてもわからん。
こちらのマンキン基準の五大元素はただの「属性」扱いのような…
※補足:過去のマンキンオフィシャルファンブックでマンキンの5人の戦士のグループ名が「五大元素」と名付けられました。それと世間の属性の五大元素とは意味合いが異なります。
四大元素は調べたら出てきた!これが1番近しいかな…火、水、風、土
ぼっちゃま!!!!!ぼっちゃまがいない!!
ちなみに属性の五大元素は火・地・水・風・空
空ね…空…確かにサンダーは空ではある…
うーん詳しくない!どなたか解説して〜!
それにしてもミッキーの解説を会場全員が聞いているかのような反応で面白すぎる。
葉くんの様子の変化に気付いてるホロホロはさすがよね。まん太すら気付かなかった。
平常心でいられればってICEMENの時だって全然平常心じゃなかったからね。前も書いたと思うけど妙に達観してる所が不自然すぎて。
そこをホロホロに見抜かれていたんだと思います。
蓮が自己完結してますけどそういえばチョコラブはリリララの事ご存知ないですね……
第141廻「アイツはオイラの」ずっと2000年1月
喰ったけどなかったことになるシャーマンキングパゥワー(台無しの発言)
あんなの目の前で見てたまるかって思うよ。例えがアレですが進撃の巨人や鬼滅の刃と同じゾワッと感ある。スッピーの顎はもうモンスターのソレ
ラジムとシルバは良い友人……パッチの日常もっと見せて~!
貧乏生活とか言わないので!!
ニクロムどう見てもでっかい初心者マークつけてる。
葉くん友達できて本当に良かったね。
ここにいるの友達いない子達の集まりだったもんね(竜さんは仲間がいっぱいいるしチョコラブはシャフトの皆様と和解してるので社交性ありそう)
オイラの兄なんよ……もうね、今言われるとそうだねえ……ってなるけどね……新アニメの一話なんていきなりネタあかししてくるし……
当時は大騒ぎになったのかな?それとも「やっぱり?」みたいになったのかな
そして時系列は「一月上旬」の明言がありますね。
いつの間にやらもう物語は2000年1月ですよ
こいつら全然季節感ないから気付けないよ葉くん絶対寒いよ(無人島わりと南にあるから暑いんじゃない?)
驚くのはここから最終巻までずっと2000年1月ってコトですよ
ここから最終回まで何日経過しているのかカウントした方が良いですかね。
トーナメント初日を一日目とすると前回の花組VSTプロダクションと、直前まで試合してた星組VSX-Ⅲ、つまり今話は二日目ですね。
カウント忘れそう……でも頑張ってみます。
第142廻「ブラザーよ!!」双子判明回
カラーページのサブタイトルフォントがユルい
兄よ!!
弟よ!!
みんなガーン!!みたいなリアクションじゃないんだね
「あ、言われてみればそうだよね似てるしね」くらいのね
でもいざ口に出されると軽々しく「そうだよね」とは言いづらいよね
耳に言葉として聞いて事実だと確信した時に、薄々そうとは思ってたし言われてみればそうだけどそれはそれとして心配はするよね
心配しすぎてまん太みたいになるよね(まん太は薄々そうかも?とはミリも思ってなかったのかな、それともなんとなくそうかもしれないと思いつつも無関係であって欲しいと思い続けてたのかな)
真実なんて期待するより良かったことなんて一度もない
よっぽどネガティブに生きてなければ、普通に生きてればそうだろうね…ぬか喜びはものすごくあるけどね…
麻倉葉による静かな真実の告白、コマ割とページ配分と背景描写の使い方、セリフの量で間の取り方が絶妙。
良いシーンです……プロの技術を目の当たりにする瞬間だと思います。
さて場面変わって葉明様。めちゃくちゃ良い車に乗ってる。
新アニメの第一話はこのシーンからでしたね。
葉明様の苦悩、今ならリアルに痛いほど伝わる。
しんどいよね。初孫だもんね。
しかも自分の娘のお腹の中に対処しなければならない因縁の存在がいるのは本当に苦しいよね。
茎子さんの事を考えると更にしんどい気持ちになる。
しんどい。双子を産める状態までお腹に留めておいた茎子さん……
双子の出産はそもそもハイリスク(人それぞれだと思うけど今は多胎出産の約70%は帝王切開だから自宅で産むのは危険だと思う)だというのに……
この主人公出生ストーリー、年齢を重ねれば重ねる程親側の心境の解像度上がるので読むのしんどくなりますね。
第143廻「孫」麻倉茎子さんの味方しかしません。
茎子さん入院してるって事は切迫早産とかだったんじゃないの?双子だしね……ハイリスクよね。
それを自宅に連れ戻し、産んで、アレするの?
で葉くんがまだお腹にいるのにガチャガチャボーボーやかましくやってんでしょ?
生まれたら生まれたで「ご苦労であった」の一言しかないの??????
は???????????
ねえええええハオお前なんなの?大迷惑すぎじゃない?
一生茎子さんに感謝して神の仕事してろ(怒りの鉄拳)
というか陣痛の波も去りってなんだ?去らねえよ生むまで数分おきに痛えよ
だめだ~~~何もわかってねえ~~~~(少年漫画!!少年漫画ですよリアルを求めないでください落ち着いて下さい!!!)
(個人的には推しの子アニメ1話の妊娠中のアイちゃんに対する主人公産科医の説明も雑でびっくりしたけど…)
葉明さまがミッキーにぽつりと言った「情けない」がね、人間味あふれている優しいおじいちゃんで好きだよ。
それでよかったんだよって後に双子のもう一人がお兄ちゃんごと受け入れていくんだよ
麻倉家の壁掛け時計、ゼイコーなんだね(そういうとこばっかり見てる)
REMIX TRACK:7 LAWSの休日
16巻最後の話なのでおまけまんがの感想もこちらに。
LAWS隊員の全力で趣味を楽しむ姿とってもレア!
ミイネさんかわいい〜!!
メイデン様の特別な日を知ってるのってマルコだけなのかな
マルコがこのお菓子の山を手配しているのかな
メイデン様の事を大切にしているのがわかると嬉しいなと思う、なんとも微笑ましいおはなし。
平成版アニメ感想
令和版アニメ感想
次回