【第10巻】アメリカ編開始!シャーマンキング無印原作感想【第81廻~第89廻】

シャーマンキング無印感想、第10巻です!

今回は原作81廻~89廻、アメリカ編です。

リリララの出会いやリゼルグの初登場が描かれています。

初稿の執筆が2021年秋~冬だったので、当時リリースしたばかりのスマホゲーム「ふんばりクロニクル」との関連も踏まえてみました!

初回

前回

この感想記事は「改めて書く」が主旨となります。続編も含むシャーマンキングシリーズ全てのネタバレを含みます。

ネタバレ全開ですのでご注意下さい。全てただの主婦である個人の主観による感想考察です。もちろんただの一般のファンなので関係者とは一切関係ありません。

今回の画像はシャーマンキング展、シャーマンキング複製原画展の撮影許可エリアで撮影したものを使用しております。

私は紙版はネットで予約し、電子書籍版はブックライブで購入しています。




目次

第81廻「ルート66ターボ」アメリカに到着!

 ぼっちゃま博識の回~~~~!!!!

81話はアメリカの広大さ、ビッグ親指というハイセンスヒッチハイク

大変な試練に飲み込まれているのにそれすらも楽しもうという葉くんの呑気さ。

「焦っても仕方がない、やれることをやろう」という確実な一歩を踏み出したお話でもあり、パッチってなんなんだろう、セミノア族ってなんなんだろう?という付箋もばっちり張り付けたバランスの良いお話でもあるような気がします。

個人的には上記の通り、蓮ぼっちゃまの学力の高さが露骨に見えた回でもあるので個人的には好き好きの極み。

うるう年計算はアニメではカットされてしまっているのですが私は好きなんだ!

アメリカのルート66、行った事はないのでwikiをペタリ。

ソニーミュージック

私はラルクアンシエルの曲が大好きです(どさくさに紛れて好きな音楽の紹介をする)

第82廻「滅びの伝承歌」リリララ初登場

 推しの体術が見られる貴重な回なんですよ……へへ…(第一声がそれ?)

やたらキラッキラな推しが見られるんですよ……

セミノアの伝承でパッチ族は悪魔だという情報に混乱する主人公たちですが、自分が担当した祭司はきっと悪い奴とは思えないとも同時に思ってるんですよね。

カリムを……信じるぜ……信じる!って言ってるホロホロには笑いましたが…

よく考えなくても葉、蓮、竜の担当はシルバで、ホロホロだけカリムっていう、シルバ担当者抱えすぎ問題ですよね。

ここでリリララが初登場するのですが、彼女はセミノア一族のメディスンマン。

最近新たにリリースしたスマホアプリ「ふんばりクロニクル」のオリジナル新キャラのミリシラちゃんもセミノア族の女の子という設定ですが、メインストーリーを見ていると彼女も訳アリな感じで、シャーマンファイトに対して何か思う事がある様子……

やっぱりミリシラちゃんもパッチという名の500年前のハオを快くは思ってないのかな




第83廻「滅ぼせし者は未来に」セミノアの戦士とパッチのハオ

  イアン、ニツバ、ドライサ、ヨフィア

ドイツ語の1,2,3,4からもじったっぽい気がしますよね(これコトダマンコラボのクイズに出てきて笑った)

2000年版のアニメ版の5人目はジェルガ(アニオリでチョコラブについたヴィジョン)なのであまり関係ないですが…

セミノアの戦士は500年前にパッチを知ったから500年前からのシャーマンファイト参加だったのかな

それともハオにスカウトされたのはファイトに参加する前で、彼らはファイト参加者ではないのかな

このあたりは調べても解決しない……

シャーマンファイトそのものの歴史はわりと古いと思ってるので(続編でG8言ってるから少なくとも8回はファイトやってるはず)

もっと前から知ってても良かったんじゃない?とも思ってますが、今回セミノアの戦士はたまたまハオに遭遇してしまい運が悪かったというか…

そこまで深く考えなくて良い? そう?

じゃ推しの話します。この時期の道蓮の絵柄めっちゃ好きなんですよねカッコいいですよね

足やられて普通に葉くんと会話してる推しすげーなって思ってますよ へへ

シルバ、カリムは良いヤツだ!のホロホロのカリム言及の所で蓮は「……」ってなってたけど、コレホロホロの言及に呆れての「…」なのか、それともクロムをアレしてしまった事へのシリアス的な「…」なのか…って、

もし後者だったら武井先生表現の仕方が上手いなって思いました。

第84廻「リリララの死」せっかく打ち解けたのに……

 や、タイトルからネタバレじゃないですか(城之内のアレ的な…)

でも案外サブタイトルって本編読み進めると忘れちゃうんですよね

そんで最後のコマを見てまた最初のページに戻ってサブタイトル見ると「あ」ってなる

でっけえでっけえフキ畑という[のどか](だけど実は奥の深い)な夢にリリララの心が溶けていくのにその瞬間にそういう展開に持っていく、でもコマの構図やセリフ回し、演出でそこがあっさり描かれてしまうのがシャーマンキングのエゲツなさと面白さ。

今後の展開もなかなか衝撃的ですがその鱗片がここで見えてきてるなあとは思いました。

リリララはこのヴィジョンを伝達する為だけに存在していると言いますが、セミノア族みんながそうなの?という妄想をするとじゃあミリシラちゃんは?っていう。

執筆時はふんクロが熱かったのでみんなその方向に考察を持って行ってしまいますね

それにしてもリリララが情報を開示しようって時の推しの顔ね 好きです。

竜さんのストライクゾーンを知ってる推しね 好きです。

リリララをそってしておいてやれってなってる時のコマの推しのかっこよさね 好きです。

第85廻「野望の炎」知る由もない葉たち

ここでリリララが退場するの、子供ながらにエグいなって思ったのを思い出しました。

2000年版アニメでは確かリリララの描写がなくて普通に生きてたんですよね

私がマンキンを知った経緯は平成版アニメ→原作なので、原作を読んだら全然展開違うじゃんって思いながら読んでた。

もちろんリーリーファイブが好きなのに漫画にはいないじゃん!って思ってた。

現在KC版しか手元にないのでジャンプ版どうだったかな、記憶が曖昧なのですが、ハオはこの地点で「人間への復讐」を口にしてるんですよね。

ハオにもなんか事情があるんじゃんってこの地点で付箋をサラッと貼ってる。

そうなんだ……って今初めて気づきました。

何回も読んでるのにほんっと普段から推ししか見てないもんだから……本当に20年もファンやってんの?てくらい頭に入ってないですね。

あと葉くん達のホテルでのシーン、蓮の横で足はみ出して寝てるの、アレ葉くんだよね?

なぜかずっとホロホロだと思ってた(パジャマの柄も葉じゃん…なぜ…)

ホロホロ起きて外でくつろいでるじゃん……

そういう所ばっかり気になってる。

あとぼっちゃま、満足な旅費もないって言ってる。旧アニではプライベートジェット飛ばしてたのに……(展開が違いすぎる)

でもぼっちゃまの事だから旅立つ前にお金は持ってきてそうだけどな……




第86廻「ダウジングレボリューション」リゼルグ初登場!

アニメとも見比べてみるとかなりボリュームのある一話だと思います。

リゼルグが登場してペンデュラムとダウジングの説明があり、彼が仲間を探している事、彼の能力の披露、蓮とホロホロが倒れる事、それに対して葉くんが静かに怒っている事。

場面場面の魅せ方が上手くて非常に読み応えのある一話です。

リゼルグの登場回なのでもちろんリゼルグの登場シーンにインパクトがあって、うわぁ強そう、でもちょっと性格に一癖あるんだろうなという所も一目でわかるし。

ナルシスト全開で自分の良さを売り込もうとアピールしてるけどコミュ障~~!って、彼の過去の生活を妄想しては胸がきゅってなるし。

なによりボロリだし。

「ダウジングでリリララを感知できない→リリララはもういない」ということがあのさりげない一コマでわかるのも切ない。上手い。

個人的にはやっぱり推しの話をしてしまうのですが、ポッケに手を突っ込んでる~腕組してる~リゼルグがボロリして腕組したまま倒れる!の流れがとても好きだし、

やっぱりホロホロが攻撃を受けそうになる直前に蓮が助太刀するあの1ページ、

もうもうもうもう本当にポージングもアングルもコマの配置もセリフもページ捲ったらでっかい馬孫がいる演出も早着替えしてる事も何もかもが完璧すぎてかっこよすぎて痺れちゃう!

(まあ負けるんですけど……)(だがそこがいい)

ここで葉くんが立ち上がって次回!な締め方も良いですよね……上手い……

漫画が上手い……




第87廻「リゼルグ リベンジャー」リゼルグの過去

くっ見たか喪助 拙者久々に役に立ったでござるよ(涙)

おはようございます

この一コマに尽きる

リゼルグの過去にもハオが関わっているのですがリリララといいもうハオラッシュですよね

存分にラスボスの恐怖のイメージが叩きこまれていく……

純粋な小学校高学年だった私は単純にハオを悪役だと思っていたので正直当時は苦手でしたね……

今なら彼の心の闇や弱い部分、そうなってしまった原因を知ると単純に嫌いというにはもったいないなと思いますし、むしろ魅力あるキャラクターとして見ることができるのですが……

自分は全然成長してない部分も多いなあと日々実感しますが、こうして20年前と今で同じ作品の感想が変わって来ると視野が広がったなと思います。

リゼルグのパパ、さらっと退場してしまいましたがかなり優秀なシャーマンじゃないですか!

イギリスのお家は古ければ古いほど優秀というか……そういう話ありません?(これはfateの受け売りですが…)

彼が活躍するスピンオフとか見たい見たい!リゼルグパパとママの馴れ初めとか知りたい知りたい!!

いつもの推しの好きポイント書きます。

めっちゃ強がってる推し、好き!!

第88廻「郷愁のビッグベン」人間味のあるリゼルグ

ビッグベンワイヤーフレーム、探偵のペンデュラムなのにビッグベンで物理で倒そうとするの面白いと思います。

思い出とはいえ物理。

ペンデュラムを巻き取る機械を腕に身に着けてるデザインがかっこいいですよね。

リゼルグのこの時のメンタルの危うさが好き。

学生時代の頃は登場人物と同年代という事もあって受け入れがたい部分ではあった記憶はあるのですが、もう思春期特有の不安定さ、揺れてる所と身勝手な所と過去のトラウマ恨みつらみが全て混ざり合う、このリアリティがある所が魅力的で、彼の今後の展開で大きく心が動いていくのを見守っていくのがね……

葉くんの方がよっぽど達観しすぎて逆にヤバイ、みたいな所があると思ってて、いやシャーマンとしてはその心の在り方は優秀なんでしょうし、私も彼の名言で日々の生活で助けられている所もあるのですが!

話を聞いてくれる葉くんの心の広さはすごい……




第89廻「ハオの面影を持つ者」双子フラグ……

医者のキャラ濃すぎん?

即落ちホロホロと竜さんの説得に応じずその場を立ち去ろうとするリゼルグに病院の外で声をかける道蓮、痺れる。推しの好きポイント。その横顔がたまりませんて。

リゼルグさん、皆をくん付けで呼ぶところが好きです。

「……寝る時もな」

葉くんの昼寝タイムを把握し邪魔しない所も好きです。

もうさ、普通に先の展開知らなくても明らかにハオ様と葉くん、顔がさァ…

私はこの時まだジャンプ本誌では追ってないのですが、当時から連載追ってる読者様はこの廻の地点でハオ様と葉くんの「特別なつながり」に勘付いていた方はいらっしゃったのでしょうか?

双子とまではいかなくても兄弟だとか身内だとか予想していた方はいらっしゃったんじゃないのかな……って思ったらさ、もう大陰陽師麻倉葉王の話になるもんな!あんまり隠す程の事じゃなかったのかな……

葉くんの「どんな奴にだって行動には必ず理由がある」この心の広さを見習いたいものです。

電話と受話器持ってる式神可愛いよね。

ふんばりの詩 四つ葉のクローバー

10巻の最終話なのでおまけ漫画の感想もこちらに。

「もうすぐオリンピックね」ってこれきっと2000年のシドニーオリンピックの事ですね。

本編の先の展開を知ってる者としてはそんな呑気な事言ってる展開にはならないんですけれども……

こっちが本当の時系列なら良いのにと思わずにはいられません。

パスポート取りに行ったのはガチかもしれない。

いや、もしかしてオリンピック見た後に葉くんとアンナさんはあの地へ……

(これは私がいくら考えても当時の作者様は「そこまで考えてない」パターンのやつ)

平成版アニメ感想

ちょっと待ってね。

令和版アニメ感想

ちょっと待ってね。

次回




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