【第27巻】地獄編、葉VS葉賢!シャーマンキング無印原作感想【第234廻~第239廻】

シャーマンキング無印感想、第27巻です!

今回は第234廻~第239廻の感想を書いていきます。

今回は地獄編です。

葉が地獄で出会う先祖、麻倉葉賢とのバトルに注目。

新技「無無明亦無」の登場です。

まるごと麻倉葉の地獄が読めます。

改めて感想を書いていくと、ジャンプ連載当時はアンケート結果も低迷しており人気が下降していく後期の展開こそ続編の付箋貼りをしており、むしろ必読の展開だなと思わされています。

続編を読んでいくと「ここのこと~!?」と新たな発見ができるので、続編を読んでいる方こそ無印のおさらいが必要ですね……

今回話数が少ないのは単行本のおまけ漫画に読み切りが記載されている為です。おまけ漫画感想は別記事にする予定です。記事後半にリンクを貼りますのでお待ちください。

初回

前回

この感想記事は「改めて書く」が主旨となります。続編も含むシャーマンキングシリーズ全てのネタバレを含みます。

ネタバレ全開ですのでご注意下さい。全てただの主婦である個人の主観による感想考察です。もちろんただの一般のファンなので関係者とは一切関係ありません。

今回の画像はシャーマンキング展、シャーマンキング複製原画展の撮影許可エリアで撮影したものを使用しております。

私は紙版はネットで予約し、電子書籍版はブックライブで購入しています。




目次

第234廻「地獄めぐりあい」カムバック大鬼

ハオの暴走…星祭

日本人の葉くんが想像する地獄はやっぱりチョコラブとは違うよね

初めての地獄は普通に阿弥陀丸もビビると思うんだけど、チョコラブから聞いていたことは置いておいても単純に葉くんと阿弥陀丸が2人でいるなら心に余裕あるような…過去に1人でヨミの穴に入った頃の孤独感とはまた違う気がする。

チョコラブの事をチョコ殿って呼ぶ阿弥陀丸キュートすぎますね。

阿弥陀丸も葉くんもこの地点で同じ幽霊のはずだけど葉くんがヒトダマモードになれないのは自分がヒトダマになるイメージがないからなんだろうなあとか余計な事を考える。

葉くんがここで疑問に思っていた「サティさんこんなに強いならオイラ達のこと構う必要ないのに」ってほんとその通りで、

その秘密が続編で少し明らかになるのもまたガンダーラも色んな謎を抱えてて、無印版シャーマンキングが麻倉葉視点でしか描かれない物語という事がひしひしと伝わりますね。

葉くんをまん太の視点から見る物語でもあるけど、ある意味葉くんの視点から見たハオ様が主役の話なのかもしれない。

サティっちってなんや大鬼……恩人なのにあだ名で呼ぶ仲…

大鬼を見てからの葉くんの表情、10歳の頃の幼さに戻りましたね。阿弥陀丸がそれを察している…阿弥陀丸が知らない葉くんの表情…マタムネと呟く葉くんに向けた阿弥陀丸の表情…なんとも切ない…自分が今の葉くんの持霊なのに、主の心はその前の持霊に行ってしまう…阿弥陀丸のきもち…

大鬼にも元気そうで何よりと声をかける葉くん、さすがですわ…

サティさんの下で働くことで大鬼も心にゆとりがあるんでしょうね、葉くんの事を葉さんと呼んだり、アンナさん(ママ)の事を気にかけたり。アンナさんが憎しみから解放されたから大鬼も穏やかなのかな。

大鬼の言葉で葉くんもやる気に火がついたね。




第235廻「ご先祖様で」麻倉葉賢の登場

葉賢さん(CV:三木眞一郎さん)きた〜!!

声のイメージドンピシャでアニメ化した時は湧いたぜ!

500年前のハオを倒したなら持霊がマタムネなのはその通りなんだけど、葉くんは本物のマタムネと戦わなきゃいけないと一瞬心が乱れそうなものですがそこはやはり数々の精神修行も乗り越えた葉くんなら冷静にマタムネじゃないと見抜いた。

この地点で葉くんはかなりの実力者ですよね。(本編中この後のリゼルグにはそれができないシーンがあった)

おそらく地獄の授業は戦闘スキルが試されるのはもちろんだけど、精神に揺さぶりをかけることが主だと思うので、蓮とホロホロがこんなにサラッと描かれてスルーされてるけどほんと大丈夫なん???という気持ちになる

……特に過去の闇を大人になってからやっと克服したホロホロ…

レッドクリムゾンで大変な目に遭ってるのに地獄を無事に抜け出せたのが不思議で……

葉賢倒すぜ〜!!憑依合体だ!!って勢いでできるイメージのまま阿弥陀丸も応!!ってなれば速攻で勝てそうだったよね。

阿弥陀丸、さすが20代の大人…冷静…私でも同じ立場なら「できなくね?」って言うと思う

普通の現実のイメージを「全ては思いの力ひとつ!」「無から有を生み出す力!」でなんでもアリだぜ!!!って切り替えるのはなかなか難しいというか不可能よね…できるの赤子くらいしかいない…だからまだ現実の秩序を形成してる段階のオパチョは強いのか!!

マンキンの世界観ではこれをクリアしないと次に行けないぜって終始一貫してる所がそういう意味で異能力バトル。

きっかけさえあれば葉賢だって活力を得る。葉くんはご先祖様をも救ったんだね…




第236廻「お盆ではないけれど」インパクト強すぎ武井三段活用

マタムネがハオ様について後悔しているのと同様に葉賢さんも後悔しているんですね。

そりゃ自分の持霊のネコが悔いてる&自分の先祖をどうにかしてしまったらどうにかなってしまいますわね…きっと…

珍妙なるオーバーソウル(先祖が使う横文字)

そしてたしかに阿弥陀丸は600年前の侍!よく考えたら葉賢さんよりも先輩!!

式神を使役するのも麻倉の御家芸なんでしょうか…葉くんも小鬼召喚できるもんね。

今回のバトルの見どころはなんといってもかの有名な武井三段活用の初登場「修験の極みを 修験の極みを 修験の極みを」

この武井先生独特の表現技法を令和アニメでどのように動画コンテンツでしかできない方法で練り込んで表現されているか見たかったのである。全く生かされていない。とりあえずただ作画にしただけみたいな流れ作業感しかなくて残念である。

修験の極みを×3は天狗使役法修験道究極の技法だそうでマタムネもびっくり。

フラワーズ以降はたまおちゃんがいとも簡単に使いこなしていてたまおちゃんの努力が伺えますね。

マタムネが退場する演出のモチーフも銀河鉄道の夜をなんとなく彷彿させます。

地獄のコミューンに縛り付けられた葉賢さん。ルヴォの件がないとマタムネも一緒にああなっていたのかもしれない。そして葉賢さんも葉くんがいれば救ってくれるという安心感。

葉くんにみんな頼りすぎである。それくらい彼にはキングになるための素質が備わっているのでしょうか。

それはハオの分身だからだけではない気もしますが…戦闘能力や巫力のあり方は確かに先祖&兄弟の血はあるんでしょうけど、その心のあり方はハオ様とは育った環境が違うから性格形成がだいぶ違うと思うし…個人的にはなんとなくそう思います。

オーバーソウル白鵠、葉くんが白鳥に惹かれてるなんて本邦初公開!!って感じで良い。葉くんの唯一の家族の思い出。

大きさを変えないで戦う方法を考えた葉くん(これも平成アニメへの回答か??)(旧アニはスッピーソード密度濃くするためにちっちゃくしてた=自分のデザインが否定されたのが許さなかったんかな?知らんけど…)カッコいい〜!!

第237廻「供養したっていいんじゃないッ?」無無明亦無を考える

そういえば葉賢さん、どちらかというと葉虚さん寄りのお顔してません?いやそうでもないか?そうでもないかな…

葉くんも修行だとわかってるから500年前のハオの実力やマタムネの実力と向き合おうとしている。ユルいが好きの葉くんですがやはりやるべき事は逃げずにしっかりやり遂げる。

当時のハオを打ち破ったワザを白鵠は華麗に受け止め、春雨の持ち手を一度手放して避け、それを引き寄せてからの無無明亦無

文字に起こさないと何が起きてるのかわからない!カッコイイー!(書き文字がドリアに見えてしまった事は内緒)

無無明亦無はちょっとだけ意味を調べようとググったのですが

無無明→「無明」とは世の中の真理を知らぬ事、無知故の愚か、「無無明」なのでそれすらもない

亦→また

無→ない

直訳すると無知ゆえの愚かすらない、また、ない。

うーん、なんか否定に否定を重ねまくっててよくわかりません。

「それってなくなくなくなーい?」みたいな。どっちだよみたいな。

そもそも般若心経の正式なやつは「無無明 亦無無明尽…」 と続くので、無無明亦無で一つの言葉になってると句点の位置おかしいし文章が途中で終わっとるやんけ!ってなりそうな…雰囲気だと思うのであまり気にしなくてよいのかもしれませんね…わかりませんが…

Google知識を少し借りたド素人の発言なのであまり参考にしないで下さい。読まなかったことにしてください……

つまりそのお経を参考にしたなんかネガティブなことも全部全部真っ白に…浄化してやるぜ!!みたいな技なんだと思います。多分!

どなたか別の方が解説してるかも!見つけたら教えて……

さて現世ではサティさんがガンダーラの使命を竜さんに説明しています。

全ての人を救う=ハオを倒すという事なのか、

ハオをも救おうとしているのか、ガンダーラの深掘りがまだまだ足りないので続編も含めてゆっくり行っていきたいと思います。




第238廻「あくまで中立」アンナさんはやっぱり妊娠中

悪魔で中立……(スーパースター読んで頭を抱える)

しかもこれ改めて読んだらナマリさんのセリフであってサティさんのセリフではないね!?

コメリちゃんはいつでも可愛いね。

ヘビに睨まれたトカゲ(ロウ)かと思ったらコブラだった

砂漠のナマリ、強い!ってなって実際戦ったら本当に強くて…ってなってしまった竜さん、竜さんが最後まで勝てなかったのがまた反王道少年漫画って感じでリアリティある。

次の試合も竜さんにとっては複雑よね…X-IIが全滅してサティさんと葉くんのお父さんがぶつかる…どこから突っ込んで良いんですか…ってなりますよね。

いや原作では竜さんと幹久さんはあんまり接点ないんだっけ…旧アニの方か…混同してる…

葉くんとちゃんと会話ができて自分を弱いと認める葉賢さんは強いと思う。実際に葉くんもあまり気にしてないし。

子を残して来た発言

ここね〜ここでアメリカ前のフラグを回収してると同時に花くんフラグが立ってる。

花くんは2000年8月15日生まれなのであの日からトツキトオカで単純に計算が合うのでそういうことだと思うし、

パッチの村に付いている頃にはもうアンナさんは妊娠3〜4ヶ月。

阿弥陀丸が葉賢さんにヒソヒソお話しているということは葉くんも阿弥陀丸もこの事は既に知っている…アンナさんヘリに乗るしゴーレム貰おうとするし薄着するしかなり無茶するね…つわりが軽いタイプだったのかしら…

ハオをどうにかする手段は2つ

葉賢さんはこの地点でハオの魂を救うという手段が有効という点を知っていて、もしかして500年前にマタムネがいる事で実行しようとして失敗してしまったのかもしれない。だから葉くんに「難しい」と言えたのかもしれない。

私は阿弥陀丸が褒められて嬉しい。

葉賢さん、葉をくん付けで呼ぶのも良い。

葉くん家紋の事聞かれてわざわざ白鵠になるの、家紋が付いてた事すら知らなかったのでは…

葉賢さん目の前でそんな事されたらトラウマ級ですわ…怖いわ…

超鬼 何 超て…

第239廻「大試練」そのころのTHE蓮

時系列:トーナメント4日目 日中

たった一度しか行かなかった家族旅行……一生の思い出になるのはわかるけどせめてもっといろんな所に連れて行ってあげて欲しかった……

葉賢さん消されて葉くん冷静に激おこです。1番怖いやつです。

以前のファウスト戦みたいに取り乱していないところが大きな成長ですよね。

一撃が静かで大きい。

魂が砕けたらもう救えないとわかるとさすがに涙を隠せませんが、なんか沢山いるし地獄なので終わらない。

むしろ超鬼はわざと葉くんの精神を壊す手段に出ているように見えます。

まあ葉くんはそんなもんでは挫けませんが!

阿弥陀丸ももう並大抵ではない。すごいんだ!

場面飛んでTHE蓮この日2回目の風呂シーンです。試合前に入って試合後にも入る。

そして3人一緒。「「「オレ…」」」なんだかんだなかよし。

はっきりしないことが何より嫌い!わかる!

だって蓮は読者にもマジで何も隠してない!全部筒抜け!ゼロストでチョコラブはこれ以上何も語ることがないっていじられてたけど正直蓮の方が何も語る事なかったでしょとさえ思う!

チョコラブの「オレ…」の続きが聞けるぞ!となった時に明王の乱入!さっきまで敵だったのに風呂場に参上するこれがシャーマンキング

フドウさん喋ってる時のカドゥさんの圧すごない?遠近おかしくない?

ガチギレの竜さん、だってリゼルグが…メイデンちゃんが…

野外専門の月組ですが試合一度くらいは観戦したかったよね。

今回の単行本おまけ漫画は記事の流れを考えて別記事にしました。

麻葉童子

ITAKOのANNA

仏ゾーンREMIX TRACK:ホットケ・ロード

令和版アニメ感想

次回




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