マルコス感想、第4巻です!
今回は第12廻~第15廻の感想を書いていきます。
FOMの開催日時がわかるのもこの巻。
ブラックメイデンの本名が明かされるのもこの巻。
ラッソ家のこと、ラキストとハオの出会いが描かれるのもこの巻。
この漫画……本当に外伝シリーズなのか?と思うほどの大ボリューム。
無印やスーパースターもお手元にご用意頂くと読み解きやすいと思います。
初回

前回

私は紙版はネットで予約し、
電子書籍版はブックライブで購入しています。
第12廻「月」フラワー・オブ・メイズの開催日時
あえて空気をぶっ壊す道家。良いと思う。
もうねえ、蘭さんのそのどっしりしてる所見てるとやっぱりメイデン様の肉体は綺麗に残してあるんじゃないかなあと思ってるんですよね…(何度も言う)
そこに私はいません〜ねむってなんか〜いません〜〜〜 の予感がする だってキョンシーすら改造しちゃう道家だぜ?私の勝手な妄想ですが…むしろそうであって欲しいのですが…
いや蓮が許可したかは知らない。蓮にも内緒かもしれない。
「ジャンヌもあなたも愛されている」という蘭さんの言葉グッとくるなあ…メイデン様もマルコも人を愛する側の人間だから、逆に周りから愛されているともっと教えてあげて欲しいよね。
メイデン様の結婚式のアルバムを見るマルコのシーン。
メイデン様の澄み切った輝かしい笑顔…
初めてだと…!?マルコでも見たことのないメイデン様の笑顔だと…!!?!!
そうか…そうなのか…この笑顔をもたらしてくれたのが蓮なのか…そうか…クウゥッッ(必死に気持ち悪いオタク構文を避ける為に耐え弾け飛ぶ蓮メイ推しの民…)
マルコお鼻真っ赤にして泣いてる…描写が細かい…!
私は結婚挨拶の場で弾丸飛ばすマルコとそれに対応する蓮も見たかったな……(ボソリ…)
マルコと蓮の接点ってファーストキッシュのあたりくらいしかないじゃないですか…葉くんの復帰騒動後も特に会話するシーンもないし。
だからこそマルコから道蓮に関して言及があるというだけで感慨深いし、敵同士でやってきて蘇生後にすぐ処刑!みたいな対応をしてたマルコが次の接点の時には蓮に感謝してるという…この2人、漫画内で顔を合わせて会話するシーンが今後あるのかしら…楽しみすぎる…
フラワー・オブ・メイズ開催日と開催場所
さて。
蘭さん、レックリからズバズバ深い部分を突っ込む重要なポジションになってますね。彼女がいないと話の本筋が軌道に乗らないという。
ラキストの発言「今年」「9月9日」「月」なんですよ。
つまりスパスタとも照らし合わせて、今年って事はもうマルコスこの地点で2014年なんですよね。私はまだてっきり2013年秋〜冬とかだと思ってた。次話で「あと半年もない」って言ってるからまだ長袖で過ごせる4〜6月って所かしら…
LAWSの面々のリアクション…ライハイト、お前…セーラームーンを…知っているのか…!?


ちなみに2014年9月9日(火) 見事に満月です。
当時の私何してたっけな〜……会社員してましたわ……
いや別のサイトだと9/8が十五夜んなってるけど…どっちが正しいんだ…と思って詳細を読んでみたら、必ずしも満月が中秋の名月ではないらしいです。旧暦の8/15が中秋の名月になるらしい。つまり旧暦の麻倉花の誕生日になる訳だ(こじつけ)
ちなみに2024年の十五夜も満月ではありませんでした。1日ズレる。
十五夜は毎年満月だと思ってたわ…初めて知った…教えてくれてありがとうマルコス。ありがとうシャーマンキング
ブラックメイデンの過去について
さてブラックメイデンがラッソ家に恨みがある事も初めて明かされるのが今回。
スパスタではほのかにイライラなされてましたがはっきりと言及があるのは初ですね。
ブラメイちゃんの生まれも過去もまだまだ謎のまま…
「生まれつき選択権がない」「ヤービス支配下の世の中では仕方ないで済ますしかない」「反逆は命より重い」から私なりの予測はあるのですが明言あるまでは言及するのはあえて避けますね…あまり言葉にしたくないので…
ブラメイちゃんがダレモイネに利用されてるのはメイデン様の件で明らかですからね…本人は全く手をかけていないけど記憶操作されてるので…
やたら年上の女性にムカついてるのも気になる所。
本当は自分らしく生きたいのであろうブラメイちゃん…彼女が今一番救われて欲しい…。本当はヤービスチームに所属したくないという本音も滲み出てきた今回。利用されるままではいて欲しくないなあ…
彼女を救えるのはもしかしたらその手に持ってるアイアンメイデン・ジャンヌなのかもしれない…
鴨川の願いもきっと大切な願いなんだろうな、とも思う。この2人、そして紅紅…絶対普通なら幹部なんてありえないのに、ヤービスの考えがクソすぎてまっっっっったく共感できない…
登場人物
マルコ・ラッソ
ラキスト・ラッソ
ペヨーテ・ディアス
サンタ・ムエルテ
ハンス・ライハイト
ライハイト輝子
ザ・ローファー
リゼルグ・ダイゼル
ジョン・デンバット
ラーキ・ディラック
ポーフ・グリフィス
クリス・ブンスター
ミイネ・モンゴメリ
ケビン・メンデル
道円
道蘭
鴨川羊介
ヤハベぇ
ブラックメイデン
第13廻「ニアエス」・バージ
サブタイトルでネタバレッッ!!!そんなタバコの銘柄がありましたね。
ブラックメイデンの本名が明かされます。外伝なのに!?
なんかもう毎回毎回話の密度が濃すぎてどこから言及していけば良いかわからん。1ページごとにツッコミ入れていけば良い?
それにしても最終ページでわ、若ェ〜……ってなりますよね…そ、そう来たかー次回回想か〜っていう…リアタイの時待ちきれなかったな…
マルコスの時系列って結局いつなんだ?
てるりんがパートの仲間にお土産渡すって事は帰国直後のような気もするけど、帰国してすぐはバタバタしてて職場に顔を出すどころではなかった?と考えてみます。てるりんはもう半袖で、1話は長袖を捲ってたのを見ると
結構長い間マルコ探ししていたのか、
それともライハイトの修行日数の経過も見て前話から数ヶ月経過してる可能性も。
レックリが2013年冬(最終回が2014年初夏?)
マルコスが2014年春〜初夏の話なのかもしれない。でも一話を見てるとレックリの直後のような気もしてもうわからない。
FOMに向けて亡くなることが前提で準備するのは個人的にはやめた方が良いと思うけど…(気持ちで負けてるじゃん…?)生死を問わない花くんみたいなシャーマンもいるし、価値観はわからないからなんとも言えない。後のもしものことをしっかり考えていると言えばそうだけど。
冬服を捨てずにリサイクルに出す輝子さんの生活力の高さよ…無職になるから9月までの生活費を節約しなきゃいけないもんね…
X-LAWSも事業を引き継いで表向きには解散した形になっていそうな雰囲気。
リゼルグの知り合いの島……ラキストが登場した時の後ろの絵が気になる。
ラキストの「マルコとあちこち回っていた」というのはマルコス最終決戦の付箋になります。
ブラックメイデンの本名について
Googleで検索した程度の簡単な知識ですが、バージはアメリカとかイギリスの方に多そう。英語でbarge 日本語で調べると「艀(はしけ)」
自分で運航する事ができず、荷物を運ぶ為の小舟。この意味を考えずにブラメイを名付けているとは思えないので、つまり自らの意思では動けない、利用される事が前提のお家柄という事を表してるのではないか。
つまりブラメイちゃんのご両親、その一族はラッソに常に人質としてとられていて、ブラメイちゃんが逆らうことはその一族の滅亡を意味しているのかも…
いやでも…深い意味はなく…バージニアのバージかもしれん…タバコの…
ブラックメイデンちゃんの苦しい境遇。ラッソへの憎しみが煮えたぎってますが、もし一族全ての命運が彼女にのしかかっているのであればスピメアに逆らう事ができない。
スピメアにジュースぶっかけるくらいの事はしますが、そんなことではスピメアがなんとも思わない事もわかってやってる。その大人のヨユーが腹立つんですよね…わかりますわかります…
それでもブラメイちゃんはスピメアの目と腕に動揺しちゃうんだよな…本当はすごく優しい子なんだと思う。
ブラメイちゃんこそ今すぐ救ってほしい…メイデン様はいち早く気付いたからこそブラメイを救う為にレックリであのような行動を取ったのかもしれない。
スピメアの「本当に仲良くしたい」「両親がすごい才能」の発言でもスピメアの本心はわからない。本心かもしれない。実はブラメイの受け取り方が子供視点なだけかもしれない。この辺は今後の展開を見守っていきたいです。
スピメアさんの仕事は嫌いだがその大人の余裕を持つBBAにはなりたいわぁ…とは個人的に思う。
登場人物
マルコ・ラッソ
ラキスト・ラッソ
ペヨーテ・ディアス
ハンス・ライハイト
ライハイト輝子
リゼルグ・ダイゼル
ジョン・デンバット
ラーキ・ディラック
ポーフ・グリフィス
クリス・ブンスター
ミイネ・モンゴメリ
ケビン・メンデル
鴨川羊介
ヤハベぇ
ブラックメイデン
第14廻「ある光明」ラキスト、ハオを追う
ラキストとスピメアの回想コーナー。
ラッソ家の話もなかなかのものですが、ラキストがハオ様の存在を知るきっかけ、出会った話でもあります。
シャーマンキング無印では説明不足だった点が明らかになるので続編読むのやめられねーぜ!
大戦の16年後なので1961年かな。
ラキストは1949年生まれなので12歳くらいだと思いますが、単行本のおまけページに11歳って書いてあるので誕生日を迎える前なんだろうなあと思うことにします。
というか少年ラキスト、なぜ、この子が、こうなった???というキャラデザ。大人になったらあんなに頭が長くなるのか…いや確かに、11歳くんもちょっと頭長いけど…なんならスピメアさんも頭長いけど…
スピメアさんはもっと前の生まれ、それこそルーク・ラッソと同じくらいかな。
いやでもルークさんってラキストのじいちゃんじゃなかったっけ…じゃあもっと年下か…ルークの姪っ子みたいな感じかな…わからん…
スピメアさん登場する度に髪型とお召し物が変わるので面白い。
それ副社長の潤さんでも頼む。
11歳で既に「この家、嫌やなあ…」の気持ちが芽生えてるラキスト。 こんな涼しさを装っていますが無印でめっちゃ楽しいリアクションしてたのを私は忘れない。ラキストの性格もイマイチ掴めてないな…マルコと過ごしてた日々、そしてペヨーテを介護していたその瞬間がラキストの素だったのかな…
ひたすら「知る」を徹底して何年も待った。ハオ様の誕生(1985年)(ハオが転生する日時までこの時は決定してないからそれより前かもしれない)まで月日が進んでるから20年以上耐えてる…頭も良いがメンタルも強い…
突然「教会」「教会の千年の敵(ハオ)」という単語が出てきて個人的にはなんやねん?ってなってますが、つまりダレモイネのことなんだと思う。ヤービスは神だから…神に祈りを捧げる場が教会と思えば…
この時既にヤービスの敵だと認識されているハオ様…でも500年前のハオ様はパッチの祭司で…直接対峙したことあるのかな?あるだろうなあ……ハイドロはヤービスの担当司祭だったりしてね(まさか~!?)


そして異端審問官としての仕事をするラキスト。という流れ。つまり神父を装ってヤービスの敵を排除する戦闘員に就職した訳ですね。
11歳の頃はスピメアさんに敬語だったけど大人になってやめたんですね。
この頃にはもうチビマルコちゃんがいて、年代的にも11歳くらい、あの時のラキストとおなじくらいですね。
めちゃくちゃ泣き虫で、シャーマン能力があって、清らかな巫力を持った男の子。なにそれ主人公特性じゃん。
愛と正義のセーラー服美少女戦士の主人公もそんな感じだったな…泣き虫だけど清らかな女の子…
ハオを待ち、ラッソの崩壊を望むラキストの唯一の光がマルコだったんですね。
ハオ転生
葉明さまとミッキーのアレコレを済まし(無印16巻!令和アニメ一話!)吹雪の中仲間集めしてるアカチャンハオ様!
雪降ってるってことは日本の冬ってこと?
無印34巻のおまけ「relax」の流れからするともうブロッケンが味方になってるはず…


ラキストの本気服ここで見られるんだ!!?!
何度も何度もハオ様に会っては説得してるけど取り繕ってもらえないラキスト。マルコが大学生になって将来の夢、具体的な計画まで立ててる……10年は経過してるって事ね…
ついにラッソはFOMまでハオ様を放置することに…??何があったん?
この時のスピメアさん「チームヤービス」って言ってて「ダレモイネ」って言ってないんですよ。だから混乱するんだよな〜〜…ダレモイネってなんやねん!ってなる…
マルコが具体的に清らかな行動を起こしているのでそれでやる気みなぎってきたラキストが行った行動がとんでもなさすぎる。
古代遺跡からシャマシュを!!?
グレートスピリッツの天国コミューンに行って天使のかけらを!?!(機動天使の事だと思うが)
ってそれしれっと流してるけど天国コミューンって転生マルコがハオ神に頼んでも行けなかったところじゃん???なにしれっと行ってるの??なんで??それ一度死んでるって事じゃん???なんでそんな重大な話を一コマで流した???どゆこと?ここを詳しく頼むよ!?
ハオの教会焼失事件にも気を取られるけどそうじゃないよー!!
登場人物
マルコ・ラッソ
ラキスト・ラッソ
第15廻「Order」無印に続くラキストの過去
ラキストは全て一生懸命で、抗おうとしたけどうまくいかなかったんだね…
マルコの正義感に孤児院を反対できなかった…他の子を犠牲にしてもマルコのやりたい事を支持したかったんだ。いや、その他の子もマルコと一緒に救おうとしたんだ。でも結果は…、、
……ジェット草村先生が描く幼少期ハオ、良いですね…顔立ちが…
ハオ様、ただその一言だけを残して去っていくのずるい。抉るだけ抉って去っていくんですね…マルコの心も、ラキストの心も読んだ上でのその発言とはなかなか…
そして話していたらなんとなく察しがついていたマルコ。マルコもただの子供じゃなかったんですよね。
ハオを憎むマルコと、マルコを守る為に同行するラキスト。ハオは放置すると決めたラッソ家。
事実上ラッソ家から見放され(放置され?)ラキストはヘブンズゲートならぬX-LAWSを結成。
そしてハオ様に挑んで死にかけてハオ様に拾われたと。
ハオ様は歯医者…ではなく敗者を匿うのでラキストもまたそのような存在だと認識されたのだと思いますし、ラキストはハオ様の心の闇とハオ様にとっての正義を見て本気で惚れ込んでついて行ってしまったんでしょうね、多分。彼ならラッソをどうにかしてくれる、とかではなく、自分の過去とも重ねて本当にハオ様を好きになってしまった。そしてハオ様のそばにいればマルコを守れる。
そして成長したマルコを見たラキストは本気で彼とぶつかっていく。






無印24.25.30巻の読み返しが必要な回なのでリンク貼っときます。
ラキストの過去と謎が今までわからないままだった分、今回の話は衝撃展開でした。
まさかラッソがそんなヤバ一族だったとは無印の頃には想像もできませんでしたね。そしてマルコに名字がない事も無印連載当時の不思議でしたし。
ラキストはマルコにラッソの名を与えてほしくなかったんだろうな…でもスピメアに目をつけられた…それくらいマルコはすごいシャーマンなんだ…
ラキストだって真っ当に生きたかったはずなのに。生まれのせいで。家のせいで。自由に生きようとして周りを巻き込んで…でも自由に生きたい、家を崩壊させたいその気持ちは誰にも否定できなくて…
ラキストを救えるのはもうマルコしかいない。
いや、マルコという存在がいるだけでラキストはもうとっくに救われていたのかもしれない。
さて、場面が現代へと戻ります。
スピメアさんの計画に支障をきたす可能性がある=ルシフェルダイニチ融合儀式が失敗する可能性があるということ。
大天使ミカエルを四聖獣になんとかせえとお願いしているということ。
でもこの後失敗してるので。
スパスタでマルコがチームマルコス率いて京都タワーという儀式の場に来ていると言うこと。
楽しみですねえ!チームマルコスの活躍!!!


(マルコスとスーパースターは同雑誌で同時連載していたので交互に読むのが本当の楽しみ方ですが連載が終わった今それ単行本でやるのはキッツいわあ……)
各シリーズの単行本を往復しながらブログ書いてます。関連リンクが多い……
登場人物
マルコ・ラッソ
ラキスト・ラッソ
ハオ
ハンス・ライハイト
リゼルグ・ダイゼル
スピメア・ラッソ
東大紅
東狭紅
東慶紅
東永紅
↑スピメアと四聖獣はここで初会話らしい
次回



