シャーマンキングレッドクリムゾン感想、第3巻です！
今回は第9廻～第12廻の感想を書いていきます。
3巻は……私の推し、道蓮が活躍するので暴走しがち。
お見苦しい文章が一部あると思いますが、それでもよければお付き合い下さい。
初回
前回
初見の頃は月間連載故か、長期休載も挟んでいたからか展開の進みが遅いなあと思いながら読んでいましたが、マルコスやスーパースターが完結した今改めて単行本を読み返すと、ストーリーの本質が見えてきて面白いです。
肝心の主役の潤が精神的にもボロボロになりながら必死に戦っているにも関わらず、大人のホロホロや蓮という無印のメインキャラがリアルタイムで数年越しに出てくることによって、「潤が主役」というストーリー展開よりもファンサービスを重視してしまっているのかなという感想も初見時には抱いていた所が正直ありまして、蓮を推しておりますがそうじゃないだろ……と読みながらやきもきしていた記憶もあります。
レッドクリムゾン単体だけで最終回まで読むと何も解決していませんし……
でもレッドクリムゾンの後の作品を読むと単行本4巻かけてプロローグを描いていると思えば……全シリーズ読んで初めて納得できる作品なのかもしれませんね。
私は紙版はネットで予約し、
電子書籍版はブックライブで購入しています。
第9廻「約束」道蓮と大紅の駆け引き、いいよね。
この約束、黽にとってはお守りでもあるし呪いでもあると思う。
当たり前といえば当たり前の約束だし、約束というかこれは生きている者のルールだし、破れば罰せられるのが普通のはずだからわざわざ改まって約束する必要のある事なの？ってこの頃の黽くんは思ってたと思うし、普通に生活してたら全然身に結びつかない出来事だから想像もできないと思うんだ。
でもこの両親からしたら大真面目な約束事なわけで。
でもそんな重要な約束事を蓮は横向きで…あの…きちんと体の向きを変えて息子と向き合ってお話してくださいます？？って私は真っ先に思ったんですよね…ストーリー上どうでも良い部分かもしれませんが…子供って真剣味がないと伝わらないよ、逆に真剣に向き合っていればこれは大事なことなんだって子供は理解する年齢だと思うが…
ところで中国にも「ゆびきりげんまん」の文化はあるんでしょうかと思って調べたらむしろ中国からっぽいぞ！？
蓮と大紅の駆け引き
……蓮さん、スーツにトレンチコート黒手袋最高すぎる。
そしてヨンホン逃げるの早くて笑う。玄武にも言われてる…
蓮は大紅に対して一言一言言葉を選んでいるように見える。蓮は五大元素の中でも巫力は低いし心が乱れればシャーマンとしての力が発揮できないことはわかってるから言葉で上手くそれを誤魔化してるような雰囲気。
実際時を操れる（ニュートランスできる）東に対して蓮が対抗できるかと言われれば怪しくて、でも蓮もこの時は力を得てる可能性もあって実際に東に対抗できる力を持ってるかもしれない…！
蓮の言葉によるハッタリなのか、事実なのかは読者にはまだまだわからない所！でも私個人としては戦える力持ってて欲しいなあ！推しが戦う所はなんぼでも見たいしなんなら親子共闘して欲しい。
大紅だって蓮を認めつつその余裕。お互いの駆け引きレベルが高い。
蓮は性格上不意打ちとかしないと思うからなあ…道家として自分が悪と認識してる内はそういう事しないと思う。怒りの矛先が自分に向かうくらいだし…姉弟そろってこの一家は…そういう所が推せる所ではありますが。
フラワーオブメイズが謎だらけなんだけど東一族とかダレモイネとかだけ色々知ってて単純にずるいね〜〜っハオ様もキングとしては新参だしわからない部分が多いのかしら…不利すぎんか！！！
というか狭紅さんとか大紅さんのその言い方はフラワーオブメイズのずっと先も見据えていそうな感じがする。うーんまだまだわからんこと多い。ホロホロだけ「？」ってなってるけど正直私も「？」だわ。彼らの具体的な最終目標はわからない。
というか今は道家の方が追放されたんじゃなかったっけ？？？追放してるのそっちじゃん？？？何今でも被害者面してるん？？？？
蓮とホロホロ、蓮と潤の再会
倍返しで蹴られるホロホロ……………
蓮にかける言葉で悩んでたと思うけど会ったらストレートに言ってるホロホロ〜〜！！
確かに出てくるならさっさと出てこいは正論〜〜！！(ジジイから連絡と聞いて重い腰上げてる感じだな…多分潤さんの顔を立てる為に来る気なかった……いや本当は行きたくても行けなかった、そんな孫の考えを読んだ珍さんが蓮の背中を押した感じかな)(その年でまだジジイ呼びとは…)(もしかしたら大紅と言葉の駆け引きした後だし実は珍さんから連絡受けたのも嘘で、そうやって言い訳を探さないと潤さんを助けに行けなかったみたいな……可能性もありません？珍さんから連絡というワンクッションで潤さんのプライドも守れる)あ〜〜足長いし足上がる〜〜〜〜！！！！！！
そしてホロホロがここにいる目的もお見通しである…この金銭のやりとりは今回が初回じゃないな？
以前無印の感想で葉とまん太のお金の貸し借りの感覚が好きだ〜というのを書いたと思うんですけど(まん太はお金持ちでもお金を渋々出している、そして葉はすぐにまん太にお金を返す)蓮とホロホロは個人的には最悪ですね。ガバガバですね。
さて道姉弟との会話も見ていきましょう。
すまないってなんなんだ、君たちも君たちでもっと話し合えーーーッッ！！！！！
蓮の自分への怒りは自分の罪の重さによって妻を失った、というのもあるだろうけど、自分の成し遂げたい願いに対して姉を巻き込んでいるという怒りもありそう。
でもそこは話し合いでどうにか緩和できなかったんか…いやここは当人同士がそれが最適と思った行動であって他人である読者が意見しちゃいけないところかなあ…
ホロホロは単純に友達だからここにいるんだよな…と思いたい。
登場人物
道潤
李白竜
ホロホロ
ビッグガイ・ビル
ハン・ザンチン
ブロッケンマイヤー
道蓮
道・アイアンメイデン・ジャンヌ
道黽
麻倉葉(回想)
東紅紅
刑天
東慶紅
玄武
東大紅
朱雀
東狭紅
青龍
第10廻「道、連綿と」蓮メイオタクのぼやき
個人的過去最高のベストオブマンキン回。
とてもよいサブタイトル
きっとマンションなんだな…どんな間取りなんだろう
マルコスの時も思ったけどジェット先生は子持ちの主婦なんじゃないかと思うくらい生活描写と子供の描き方がリアルで細やかなんですよね。
あの普段はクールな蓮が人の親になってる所が全然想像できなかったからこうして子供と向き合ってるシーンをきちんと描いて下さってありがとうございますの気持ち。
あの蓮が「パパ」言われてるんだぜ…蓮はこの年齢の子にパパと呼ばせる性格じゃなさそうなんだけど、それくらい許容が広くなったって事なんだろうな(子供のそう呼びたい！はコントロールできないと思うし…)
黽くんは今回を機に「父様」って言い換えるので普段はそう呼べ！って教わってたのかもしれない…
…父様を中国語でなんて言うのかは知らないのでとりあえず日本語基準の話をしています…
蓮と黽、憎しみの連鎖を断ち切りたい
黽くんはシャーマンとして有能で力を持ってるからその言葉が出てくるのであって、両親はきっとそれも見越して前回の約束をしたんよね。
そしていずれ両親のどちらかが「やったらやり返される」のやり返される側になると思っていたからこそ。
その出来事はすぐに的中してしまい…つまりメイデン様がいずれ自分がこの目に遭うと予想できていたという点でもFOMが開催される事を既に知っていたという事なんだろか。
サンシャインが雷帝に属している所からハオ様関連の情報は道家にも流れていそうな気もする。たまおちゃんにも花組がいるし。そりゃホロホロはなんも知らんよな。
「自分は強いからやられない！」という自信はともかく自分がやられても良いんだという言葉…聞いててしんどくなる。それくらいママが大好きだったわけで…
子供に「受け止める」を説得するのはすっごく難しい、なんなら大人でも無理だ。
でも蓮は真剣に黽くんに伝えていくんだね。伝えることはできても実際黽くんはフラワーズでブラメイを前にして抑えきれなかった訳だし、頭で父の教えを守ろうとしてる反面、やっぱり自分の気持ちを制御するのはとても難しい。
「我慢してるだけで本心ではない！」と親の心の中を推察して反抗できてしまう黽くん、めっちゃ高度な会話してないか…？つまりこの会話から普段からかなり親や友人と言葉のやりとりしてるんだなって伺える。
黽くんはたくさんたくさん愛されて育ってきたんだね。
蓮メイオタクが勝手に語る、蓮からメイデンへの思い
黽くんに対する蓮の回答…これ無印ではぜっっったいに聞けなかったストレートな蓮の言葉ですよ…あの素直じゃなかった蓮ぼっちゃまが……私の中で衝撃が走りましたね…ちゃんと本当にパパだったし夫だった……
集英社完全版のおまけのキャラ紹介ページで「人格が丸くなった」とか「育休を取った子煩悩の愛妻家」とか言われてましたが文字だけではあまり想像ができなくて、レックリのこの回でやっとストンと落ちたんですよね。
二人称「お前」も初めて聞いたぞくらいの衝撃だし、そうか、「ジャンヌ」呼びか…そうかジャンヌなのか…！という…家族だから当たり前なんですけども…こう…いざ漫画で目の当たりにするとですね……れ、蓮が！！ってガツンときましたね。
最近はそうでもないと思いますが子供の前だとあんまり親の名前って呼ばないですよね…蓮は堂々と「ジャンヌ」と呼ぶし、メイデン様も黽くんの前で「蓮」と呼ぶ。
素敵夫婦…！幸せにする気満々でもうもうもう……幸せになってくれ……
わし(…この1ページへの言及に何文字使うんだ)
「今すぐジャンヌの元に行ってしまいたい」無印で作中最多の蘇生をされてきた蓮からその言葉が飛び出してくる事はかなり異常なメンタル状態だと思います。むしろ不様でも生きねばという気持ちの方が彼は強いと思うので。
それでも彼は妻の気持ちを優先するんですよね…ジャンヌ様には笑顔でいて欲しいんですよね…あっ身長差普通ですねマンキン界では激レア！！！！(そこ？？)
珍おじいさまに言われた「絶対に幸せになれない」この時蓮メイ夫婦は幸せになれない覚悟をしたのではなく、お互いを幸せにする為の覚悟をしたのだとこの発言でわかる。
メイデン様の幸せは家族の幸せ。だから黽くんも幸せであるようにと願う。
願いと言うよりもそれは命令に近いようにも思えて…でも幸せというのは親が決める事ではなく黽くん本人が決める事で、今黽くんはその幸せからは相当遠い場所にいる。
その責任を父が取る、子供には負わせないという事なのかしら…でもFOMに参加するのは黽くんなんだよな…蓮もチームを変えて参加する可能性があるとはいえ今後どんな行動を起こすのだろう。
そしてこの黽くんの質問がもうフラグとしか思えなくて今から震える。
その状況がこれから待ってますよと言わんばかりの…黽くんが思う答えは正直私にはわかりせんが(深く考えれば考えるほどどちらかわからなくなる)自分がそうならないような強さ、つまり彼はチームハオの中でニュートランスを真っ先に会得してはいるけど…彼のメンタルはまだまだ怪しい気もして…
黽の決意
この回、黽くんがFOM、チームハオに参加する強い動機付けの回でもあるのだと思います。
大好きなママを助けるという強い願いと、パパを困らせないように強くなりたいという気持ちを自分で持つようになる。なんてもう…まだこんなに小さいのに…
FOMは自分由来の動機がないと勝ち抜けないですからね…ただ蓮とメイデンの息子という血筋だけで選ばれてたんじゃフラワズ時期の花くんみたいに血筋だけでのらりくらりやってるのと同じになってしまう。黽くん自身にも強い動機を持たされてしまった…こんなに重い…
ちゃんとしなきゃと親の呼び方も「父様」「母様」に変える黽くん。きっと普段からそう呼べと躾けられてきたのだと思います。でも甘えん坊の黽くんはこの瞬間までパパママ呼びを貫くし、なんだかんだパパと呼ばれる蓮もそれを受け入れてきた。甘えを受け入れているんですよね。蓮はただスパルタな父親ではなかった。
（そんな蓮ぼっちゃま本人は…潤は「姉さん」円は「オヤジ」珍は「ジジイ」呼びですけどね！？蘭さんは？？？蓮は自分の母親と会話をしてくれ）
蓮はもうブレない。どこまでも深い闇の中にいるけれど、それなのに前を見てる。
息子の黽くんもとても幼いけれど、強くなろうと健気なのです。
来たるFOM、チームヤービスのブラックメイデンの元にはジャンヌちゃんがいて、ブラックメイデンを救うのはジャンヌちゃんだと信じてる。彼女はまだ生きている。
新しい道家には本当に頑張って欲しい。
サンシャイン、会社としては蓮の雇われだけどシャーマンのこととなると対等に会話できる、むしろマウント取ろうとしてくる関係なの本当に良い。彼らなんたってハオ一派の一員だからね！
家族はもう好きにさせる、でも姉さんは……やっぱりここだけはひっかかる。蓮は潤姉さんの事大好きだもの…とここで回想終了。
待って……ここまでで何文字書いた…前後編分けるべきだったかな…
蓮からの「ありがとう」
潤さんの身長を一気に追い越してる蓮を見ると感慨深い…潤さんもなかなか高身長だけど…というのはおいといて、ここからも思うことがたくさんある。
ありがとうだけで済ませちゃならん話だと私個人は思いますが！もっと話し合いをするべきだと思いますが…！
この「ありがとう」でレックリ本編上での蓮と潤のわだかまり解決！！なんだけど私個人的には全然しっくりこなくて、でもここは家族間の空気なので読者の私は口を出せない。他者が口を出してはいけないのだ…当人同士がこれで良いと思ってる限りは…2人とも優しいから姉弟喧嘩にはならないんよなあ…
とりあえず言わされてる感のある「ありがとう」で済ませてはならないと蓮自身も思ってるとは思うけど(納得してる表情とは思えない)かといって申し訳ないの重ね掛けをしても意味がないと思ってるのも事実…
蓮にはジャンヌは救えても潤さんは救えない。
なぜなら蓮は彼女の弟だから。
蓮は潤を救いたくても、彼女が無理していると気付いていても「姉である潤のプライド」を傷つける訳にはいかない。
彼女の前では、弟でなくてはならない。
今月の「ありがとう」にはかなりそれが如実に出ていて、蓮はあの「ありがとう」に全く納得してないんですよあの顔！あの顔！！
でも姉の顔を立てるにはこうするしかない。
潤姉さんの立場とプライドをへし折る登場をしてしまった蓮なのでここは潤さんのメンタルを守るべくこの一言で一旦は終わりにしようと思ったのかもしれない…
だから微妙な表情をしているのかもしれない。潤さんをこれ以上困らせたくないからこの場では蓮が折れたんだと思う…思うの話です…このシーンに関しては別の方の見解を聞きたい…
そしてだからこそ息子の前で責任を取ると言った蓮の今後の行動がものすごく気になる。次のヤードに出てきてくれないと困る。
潤さんは潤さんで良い姉だったかしらと白竜に確認取るくらいだからやっぱりギリギリの潤さん…蓮にも良い姉を演じていると悟られてると思ってるからこそ白竜に問うのかな。
弟の蓮には潤は救えない。だから潤を救えるのは白竜しかいない。
潤が甘えられる存在は白竜しかいない。頑張れ。
紅紅は真っ白、つまり誰にも手をかけていないと一発でわかる局長の観察眼。
ほんとに良キャラだよ田さん…絶対に今後も活躍して欲しいよ…いい味出してるよ…
ここからはただのオタク感想なので読まなくて良い
一言セリフ吐いて白馬に乗るCEOドドドドドドドドカッッッッコ良すぎて直視できない。
翻るトレンチコート何……このためにコート着てたの？？？(寒いから着てるに決まってるだろ)
蓮からジャンヌちゃんの惚気話をひたすら聞くターン、もう超大好きじゃん………
あの愛を知らなかった、覇道を突き進む無印時代の道蓮がね、
好きな人と一緒になってね、子供もいてね、
あんな風にね、息子を抱きしめて、奥さんについて語るなんてね。
大きくなったなぁ、大人になったなぁ、パパなんだなぁ、旦那さんなんだなぁ……ってね……
こう、初見では勝手なイメージですけど、愛をあげたいメイデン様の方がめっちゃ蓮の事好きなのかなって思ってたんですよ。蓮はクールに対応してるのかなって思ってたんですよ
でも蓮がものっっっっっすごくジャンヌちゃんを溺愛しとる。まさか本人の口からこんなドストレートな発言が飛び出してくるなんて…無印ではぜっっっったいにこんな道蓮は見られなかったと思う。
「出会った頃から(それってシャーマンファイト中って事よな)」「長い髪が綺麗」てそれもう.……最初からそう思ってたって事じゃん……Soul salvation円盤内の新規イラスト見てたら意識したのは21巻蘇生後だと思いますが…(あのイラスト、なんで蓮は全裸なんだろうとずっと思っている)
蓮は黽を会話する時、向き合う時、必ずジャケットを脱ぐ。
ジャンヌちゃんがフリルの服を着なくなったからそれに合わせてるのかなと思うと泣ける（でも髪は長い）
無印ホロホロの「メイデンちゃん可愛いよな〜蓮」という発言を全く否定しなかった蓮の裏が取れてしまったじゃないですか……
私はこの回で今まで積み上げてきた約20年分の自分の道蓮に対する解釈を全て崩して練り直す事になった訳ですよ。
解釈総辞職ですよ。
でもこれによって無印からの蓮をもっと好きになれたと思う。今の解釈の方がすっと自分の中に落ちる。無印潤さんの「蓮は優しい子」がもっとわかるようになった気がしました。
私は小学生の頃から道蓮にガチ恋していた身……長い長い片思いをし本編の結婚により失恋してるので、正直最初は彼の結婚に喜べなかった。納得できなかった。
しかし今回の話で完全に玉砕しましたね……良いです。納得できる言葉をありがとうございました。
レッドクリムゾンがもしアニメ化するならこの回は朴璐美劇場になるので私はそれが非常に非常に非常に非常に楽しみです。絶対にアニメ化して欲しい。
蓮黽ダブル朴璐美が超見たい、見たすぎる。むしろこれが見たいが為だけにレックリのアニメ化を望んでいるまでありますどうかよろしくお願い致します！！！！！
登場人物
道蓮
道黽
馬孫
シャマシュ
ビッグガイ・ビル
ハン・ザンチン
ブロッケンマイヤー
道潤
李白竜
ホロホロ
紅紅
刑天
第11廻「紅紅の絵本」レッドクリムゾンのみでは読み解けないまんま東
ほんほんのほん
いやいやいや道蓮は導士じゃないんで。
絶対嘘ですねって初見の頃から思っていたんですけど、後にやっぱり嘘だったというネタバラシがあるので、つまり永紅は紅紅に嘘をついていたわけで、それって田さんの言ってる「家族仲が良い」と言えるのか？と私は思っていたんですね。
嘘を吐く家族が仲が良い？紅紅ちゃんは本当に家族が好きで家族に迷惑をかけたくない、自分も役に立ちたいという気持ちで自ら行動していて、他の兄ちゃんや姉ちゃんはそれをただ利用しているだけなのでは？と思ってしまう。ここはスーパースター後半で種明かしがあるけれど、その間数年東の四聖獣をろくでなしだと思い続けていました。
潤の気持ちと行動が伴っていない部分を批判してた紅紅だけど、彼女は真っすぐな気持ちで行動してるので潤さんに対してイライラするのは価値観の違いなので仕方ない。蓮と潤はお互いを気遣っているからこそ罪悪感からの行動になってしまう。
東の四聖獣はFOMまでは動けないので紅紅ちゃんが動くしかないらしいですが……
スーパースターまで読むとヒントが得られたりしますが、レッドクリムゾンだけを読むと本当に東四聖獣に感情移入できる点が全くなくてびっくりする。
初見の地点では四聖獣は妹の紅紅を利用して使い潰すのかと思っていました。それって本当に「仲の良い家族」なの？という疑問を抱いてしまう。
私の読解力がないからだと思いますが、東やその他続編に登場する新キャラに関しては読解する為のヒントも少なく感じて、
悪いんだけど例えるなら推理小説を読んでる時に読者に何もヒントが与えられないまま結末まで読み進めなきゃならないストレスをシャーマンキング続編全般に微妙に抱いている感じです。
月刊連載において漫画展開が遅いと感じるのはこれが原因かも。レックリに限らず。スーパースターも。
だからこの時の段階で東家のキャラを全く好きになれない。
でも私はもう人生の2/3をシャーマンキングに費やしているので、できる限りストーリーを理解、自分なりの解を見つけたい、持っていたいんですよね。
東の方の何かがわかれば少しくらいは彼らを好きになれるかもしれない。スーパースターでそのヒントが少しだけ見えてきてホッとしています。
好きにならせてよ。ウルティモ由来のキャラなんだから。
会合の内容もここでは明かされないしな…これもマルコスとスーパースターを読む事でやっとピースが嵌まるので、リアルタイムで連載を追っているとモヤモヤの連続だったりします。
数年単位で待たされていますからね…レッドクリムゾンが2018年スタート、スーパースターの最終回は2024年ですから東家の事が少しわかるまでに6年経過してるわけで…
マンキンのオタクは(主語がデカい。少なくとも私は)待つのは得意ですが、漫画を読む人は全員がコアなファンではないからなあ…
そのような方でもマンキンを楽しめるように解説みたいな感想文が書けたら良いな、と日々思っています。
話が逸れた…すみません。
なので永紅もわざわざこのタイミングでその絵本を？と思うともう怪しすぎる。わざとやってんのか？と全てを疑いたくなるのであった…
刑天も永紅の言葉を遮ってるからこれも嘘発言って読み取れるしね…ほんと刑天は紅紅を頼むぞ…
紅紅と刑天の関係は好きだなあ…今後の展開が楽しみな2人ではあります。
ターニングポイント：白竜と潤の通じ合い
道家の別荘、東ん家から車で48時間かかるぽいぞ！
紅紅も、というよりも自分が生まれた意味とか環境とかを受け止めたい潤さん。
しかし潤が受け止められないのは「救われる」自分。
道家に生まれた以上、自分が生まれたからこそ失われた命がある以上は救われてはいけないと思っている。
潤さんに酷いことしたのにこれ以上田局長すらも巻き込まないように逃がそうとする優しい潤さん、弟にずっと寄り添ってきた潤さんだから、きっと麻倉葉に出会う前から既に潤さんは心のどこかでこの罪悪感と戦っていたのかもしれない。
自分が誰にも甘えられなかったからせめて弟には同じ気持ちになってほしくなくて自分が甘えられる存在になろうとしていたんだろうな…
自分を受け止めてくれる存在がいないから自分も自分を受け止められなくて、でも誰にもお願いできなくて、でも白竜はずっと潤さんに寄り添っていた訳で、もう白竜になら甘えても良いってやっと思えたんだろうな…
やっと気持ちが通じ合えた瞬間なんだと思います。
長かった。麻倉葉に出会って札なしになってから約15年。長かったね…ずっと苦しかったね潤さん…
今更思ったんだけど刑天、下半身履いてなくない？ヤバキャラデザ！アシュクロフト以来のヤバさ。
潤さん、巫力の回復的には不十分だと思うんだけど大丈夫なんだろか…
登場人物
道潤
李白竜
田局長
道蓮(妄想)
東紅紅
刑天
東永紅
第12廻「流砂」ビル、ブロッケン、ザンチンの頼もしさ
激しい戦闘シーンからのスタート！！
その十割力、麻倉葉戦でも使わなかったからやっぱりそれは潤さんが優しいからなんだと思う。
あの頃から私の白竜！って呼んでたじゃん
魂は死なない。シャーマンキング共通の認識ですね。
前回の紅紅ちゃんと刑天同様、潤さんと白竜も一蓮托生の関係になりました。長かった。でも良かった。
ホロホロと局長の組み合わせは単純に面白いですね。
局長毎回言うけど味が合って良いキャラすぎる。紅紅ちゃんを気に掛ける局長…そしてそれをホロホロにはっきり言ってしまう局長……
敵であるホロホロに言うという点がポイントで、ホロホロを引っ掻き回そうとしてるのか、東一族には助けられないから敵であるホロホロに打ち明けているのか……潤さんはヒヨコちゃんで固定なのね…
道家はそれは確かに最初は悪かもしれないけど今の時代にやり返されたらお互い様では…の気持ち(これは現在の情勢に言ってる)
雷帝サンシャイン、しっかりハオ一派
円さん、サンシャインをわざわざ呼び出して…ハオ一派の彼らはハオ様を知っているからこそ集団で追い込まれた道家に思うことがあるんだろうけど、でもただ味方する事はせず様子を見ている。
ヤービスへの手ががりが今のところは東しかないから様子を見ている。(ダレモイネの登場はこの後だもんね)
蘭さんの指摘が鋭い。蘭さんの活躍は正直もっと見たい。そして息子と会話をしてくれ。
ザンチンはめっちゃ食うんだ…
ザンチンの言う「あいつ」はハオ様の事かな？
円さんのいう「東一族が作り替えたこの世界。その完成系がヤービスの支配が完了したこの社会」
これって後のスパスタでMr.Bが言ってた事や、桜井や青梅やアンダーソン、ルーク・ラッソが知ってる文書と重ならないかな？センジュくんの事実の書き換え、最初から仕組まれた戦い、全部ヤービス神の手の中。まあ神だもんな…
「それを変えようとしてるのが蓮」と円は言ってるけど、ハオ様ももちろんその方向で動いてるよね？多分、わからないけど…
珍さん、1人で神クラス4体保持してるの超強いじゃん…レックリでやってた事は占いというかたまおちゃんのこっくりさんに近しい何かを感じるけど…四凶は予言に近いのかしら…
四聖獣の目指す「新世界」
ホラ永紅の「役に立ってくれる」それ好きな家族に言う言葉かな？ただの利用だよね。
新世界ってつまりヤービスとは違う世界って事だよな〜きっと。だって現世界はヤービスの支配だもの。それに不満を持ってるってことだよなあ…ヤービスを裏切る気満々だなあ！
この辺やっぱり感想をあえて文章化しないと私は気付けなかったな…今後のスパスタとヤードの展開が楽しみすぎる。
登場人物
道潤
李白竜
ホロホロ
田局長
道珍
道円
道蘭
周・恭
ブロッケン・マイヤー
ビッグガイ・ビル
ハン・ザンチン
東紅紅
刑天
東永紅
白虎
単行本おまけのキャラ設定
東須紅 本名じゃないかも！ダン「ス」タンの須じゃないんか…？本名がダンスタンかもしれない…やっぱその…3500年くらい生きてるんじゃない？
麒麟はミリューで確定ぽい…
他のウルティモキャラのキャラ設定も揃ってるの激アツ。どこで登場するんだろう…
次回
